新型「スープラ」マレーシアで販売開始、日本国外で初となるGRガレージを開設

 

トヨタはマレーシア市場に向けて新型「GR Supra」を発売した。（マレーシアマガジン＝かりわめぐみ）

 

2019年9月20日、トヨタのマレーシアにおける販売会社 *UMW Toyota Motor Sdn Bhd（UMWT）は、新型トヨタ「GR Supra」の販売を開始した。

 

 

新型GRスープラは、1978年に始まったモデルラインの第5世代。新型車は、2002年に第4世代が生産終了してから17年ぶりの復活となる。最新型は日本で2019年5月17日より予約発売が開始され、今回待望のマレーシア上陸となった。長年にわたり人気のあるスープラは、スポーツカーとしてのパッケージ・レイアウトの特長を活かしたデザインとなっている。

 

外形デザインは、ダブルバブルルーフを採用、ヘッドランプの位置を車両内側に寄せたボリュームのあるフェンダーなど、2000GT、先代スープラ等からのTOYOTAスポーツヘリテージを継承している。

 

どの世代も直列6気筒エンジンを積んだFR車であることは共通しており、新型車でもこの2つを継承した。加えて今回は、「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3つの基本要素にこだわり、ピュアスポーツカーにふさわしいハンドリング性能を実現している。

 

ホイールベース（軸距）は、86よりも100ミリ短い2,470ミリ。ホイールベースとトレッド（左右の車輪の中心間距離(輪距)）比は1.55。水平対向エンジンを搭載した86よりもさらに低い重心高で、前後重量バランスについても、コーナリング性能で理想とされる50:50の配分となっている。

 

 

外装ボティカラーは、プロミネンスレッド、ライトニングイエロー、ホワイトメタリック、ディープブルーメタリック、シルバーメタリック、マットストームグレーメタリック、ブラックメタリック、アイスグレーメタリックの8種類。

 

室内デザインは、イグニッションレッドと、ブラックの内装色2色。

 

 

 

また、新型スープラ販売と同時に、トヨタの特別認定ディーラーに「GRガレージ」が開設された。

 

 

GRガレージは、GR Supra、GR製品を販売する「ショップインショップ」となっている。GRコンセプトは、2017年9月19日よりスタートした「TOYOTA GAZOO Racing」直系のチューニングモデルで、GRガレージの開設は日本以外では初となる。

 

GRスープラは現在、クランバレーと南北の5つの販売店で試乗できる。販売価格は、RM 568,000から。

 

*United Motor Works

 

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記事掲載日時：2019年10月04日 12:17