マレーシア通信大手のアシアタ・グループは、2015年7−9月期決算は、純利益が前年同月比40%増の8億9100万リンギとなった。カンボジアやインドなどでの収益が改善したため。売上高では50億6500万リンギとなり、9%の増となった。
地盤のマレーシア事業は伸び悩みが続き、1−9月期の売上高は前年同月を4.5%下回った。これはマレーシアでの携帯電話が普及し、利用者の上積みが望めないため。今後同社はミャンマーなどを始め、周辺市場への進出を急ぐという。(日経新聞)
記事掲載日時:2015年12月02日 00:05