icon-plane 長野県、ムスリム観光客の対応を本格化

長野県、ムスリム観光客の対応を本格化

 

格安航空会社(LCC)の就航やビザの緩和条件などで長野県内にも東南アジアからのイスラム教徒の旅行者が急増している。中でも大町市、小谷村、白馬村は、地域を挙げて国の支援を受けながらムスリム観光客誘致の受け入れ態勢を整えるための合同セミナーなどを実施。今月から本格的な取り組みを始める。

 

県の発表によると、2014年度の外国人宿泊数は46万5340人。このうち国別の増加率が最も高かったのがマレーシア。前年比と比較して226.6%増の7454人が訪れた。マレーシア人の半数が白馬村を訪れていると言う。

 

白馬村の観光局によると、欧米人がホテルでの宿泊を好むのに対し、東南アジア諸国からの旅行者は民宿やペンションでの宿泊を好む傾向があるという。(毎日新聞)