icon-plane ニッシンイクスと日本ハウスがマレーシアでコンクリート住宅建設へ

ニッシンイクスと日本ハウスがマレーシアでコンクリート住宅建設へ

 

住宅用建材を販売するニッシンイクスは、日本ハウスと連携して、マレーシアの大手デベロッパーであるマトリックス コンセプツ・ホールディング社と、セレンバン市に合弁会社・工場を設立し、マレーシア国内に住宅を販売していくことで合意した。

 

周南市のニッシンイクスは、日本ハウスと連携して、マレーシアの大手デベロッパーであるマトリックス・コンセプツ・ホールディング社とネグレ・スンビラン州スレンバン市に合弁会社マトリックスIBS社を設立。WPC(ウォールプレキャスト・コンクリート)製造工場を建設、マレーシア国内に販売していくことで合意した。

 

4月13日クアラルンプールのインターコンチネンタルホテルにて、マレーシア政府内閣担当大臣およびマレーシア投資開発庁長官両氏立ち合いのもと合弁会社設立の調印式を行った。 総投資額は、MR28,000,000(約7億5千万円)とな り、日本サイドは総投資額の20%(約 1 億 5 千万円)を負担する。

 

ニッシンイクスによる海外市場開拓の一環によるもの。ニッシンイクスとしては、当初木造軸組みプレカット工法をマトリックス社へ提案したが、 マトリックス社より WPC 工法の要請を受け、最終的にWPC 工法においては豊富な実績があり、既に 東南アジアで事業展開を図っている日本ハウスの協力を得ることになった。

計画では、マトリックス社が現在開発中の新しい街づくり“Banda Sri Sendayan”(総面積 2,100 万 m2)内に PC 生産工場(総面積 23,400m2=約 7,100 坪)を建設し、年間 700 棟のプレハブ テラスハウスをこの開発中の住宅地へ供給し、組立て施工まで行う。