マレーシア高裁、有力紙の発行停止処分取り消しを命じる

マレーシア高等裁判所は21日、国内の内務省に対し、地元の有力紙「エッジ・ファイナンシャル・デイリー」に科した発行停止処分の取り消しを命じた。

今回の処分に当たり、処分の十分な根拠が示されていない事が理由。同紙はナジブ首相をとりまく資金疑惑が浮上していた国営企業の報道を続けた事で、7月から3ヶ月間の発行停止処分を受けていた。高裁の判断に対する政府の対応はまだ明らかになっていない。（日経新聞）