マレーシア、新たな野党連合「希望同盟」が発足

 

マレーシアの野党連合「人民同盟（PR）」は、イスラム教の刑法導入の是非を巡り分裂、これにより刑法の導入に慎重な姿勢を取る野党三党（PKR、DAP、PAS）が新たな野党連合「希望同盟（ Parti Amanah Negara）」を結成した。

 

新野党連合のトップには、同性愛行為の罪で禁錮5年の有罪判決を受けたアンワル元副首相を据えたいとしているが、当面はアンワル元首相の妻Wan Azizah Ismailが党代表代行を務める。

 

同連盟は2018年までに行われる次期総選挙で、政権交代を目指すと言う。政権獲得時の首相候補もアンワル元副首相としている。