オーストラリア外相、豪記者一時拘束に深い懸念

 

14日、オーストラリアのビショップ外相はマレーシアのナジブ首相の汚職疑惑を巡り、直接取材を試みたオーストラリア公共放送（ABC）のジャーナリスト2名が拘束されたことに対し、深く懸念していると述べた。

 

2人は12日、ボルネオ島サラワク州のモスク付近でナジブ首相に接近しようとしたとして身柄を拘束された。マレーシア当局は2名が規制線を越えないようにとの支持に違反したため逮捕をしたとの声明を発表している。その後2人は13日に釈放された。

 

ビショップ外相はABCラジオに「オーストラリアは深く懸念しており、領事館を通じて2人を支援していく。また、マレーシア政府に対し、この問題をしかるべきレベルから提起する。」と述べた。（Reuters他)