icon-plane プレッツェル店がハラル認証で不浄の「犬」を含むメニュー名を変更へ

プレッツェル店がハラル認証で不浄の「犬」を含むメニュー名を変更へ

 
米国発のプレッツェル・チェーン店Antie Anne’sは、「プレッツェル・ドッグ」シリーズの商品名を変更することを発表した。マレーシアのハラル認証に配慮した。
 
米国のプレッツェル・チェーン店であるAuntie Anne’sは、マレーシアで販売する「プレッツェル・ドッグ」の名前を「プレッツェル・ソーセージ」に変更すると発表した。イスラム教で不浄とされる犬を含む製品名に配慮した。さもなければハラル認定が拒否される可能性があったためだという。現地の英字紙「マレー・メイル」が伝えた。
 
10月31日、同社は、同国のハラル認証を継続するためのすべての要件を満たすと、Facebookのページに声明を発表した。
 
一方、マレーシア政府のハラル認証機関であるイスラム開発局(JAKIM ジャキム)では、「犬」という名前のためにハラル認定を取り消したことを否定し、メディア報道を非難していた。ジャキムのハラル部門ディレクターのシラジュディン・スハイメ氏は、同社のハラル認証の申請は、書類の不備によるものだと話した。

 

マスコミはシラジュディン氏が「犬」という言葉の不適切さを指摘していたことを今週報道。ムスリムの立法者たちがジャキムの決定に反対するなど、マレーシアで論争になっていた。