icon-plane 国際協力機構が東南アジア向け、国際鑑識技術研修

国際協力機構が東南アジア向け、国際鑑識技術研修

 

2月25日、国際協力機構(JICA)は、マレーシアで国際海上法執行セミナーを開催した。日本の海上保安庁から講師を招聘した。

 

2月25日、国際協力機構(JICA)は、国際海上法執行セミナーを開催した。場所はマレーシア国民大学(UKM)。日本の海上保安庁から捜査部門責任者である本庁刑事課長が講師として参加したほか、マレーシア国内の捜査関係機関からも講師を招聘した。

 

テーマは「立証活動に基づいた初動捜査及び国内関係機関連携の重要性」。対象は、国際研修の研修生及びマレーシア国民大学(UKM)の学生。当日はマレーシア海上法令執行庁(MMEA)職員およびマレーシア国民大学の教職員らも含め、80名ほどが参加。実際の映像・画像なども活用した講義に耳を傾けていた。

 

 

また、JICAはMMEAと協力し、2月17 日から3月2日にかけて、国際研修(初級鑑識技術)を実施。タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、それにマレーシアの海上法執行及び海上保安機関の職員で、初動捜査における現場保存・証拠収集・鑑識技術について学習している。

 

記事掲載日時:2019年02月26日 10:27