icon-plane クランタン州はカラオケとシーシャを全面禁止

クランタン州はカラオケとシーシャを全面禁止

 

1月より、クランタン州全域において、シーシャ(水タバコ)の提供とカラオケの営業を禁止する。The Harakah dailyが報じた。(マレーシアマガジン=かりわめぐみ)

 

2019年1月13日クランタン州政府(PAS、Parti Islam Se-Islam Malaysia)は、クランタン州全域において、シーシャ(水タバコ)の提供とカラオケの営業を禁止することを発表した。この決定は青少年の間の社会問題の解決を目的としているとThe Harakah dailyが報じた。

 

クランタン州では1990年よりカラオケ、ビリヤード、スヌーカーなどがギャンブルを助長しているとの理由で禁止していた。2005年にはカラオケ営業を条件付きで再開したが、プライベートルームがなく、ナシード(イスラム教の声楽曲)に限る、などの条件がついた。
今回の決定で再び全面禁止される。

 

現在、コタバルでシーシャを提供する18の企業に対しては措置を取ると指摘。違反者には罰金、営業停止などの処置が課せられる。

 

クランタン州では、1998年に導入された娯楽管理制定法に基づき、舞台、映画館の運営も規制されている。

 

記事掲載日時:2019年01月28日 20:05