icon-plane MM2H申請者がマレーシアの不動産市場に貢献

MM2H申請者がマレーシアの不動産市場に貢献

 

マレーシアは、昨今の不動産市場における価格上昇はMM2Hを保有する外国人によるものではなく、投機的購入が原因であるとの見解を示した。2月28日、FMTニュースが伝えた。

 

不動産業者の国際組織である世界不動産連盟(FIABC:[仏語]Federation Internationale des Administrateurs de Biens Conseils Immobiliers)マレーシアは、昨今の不動産市場における価格上昇はMM2Hを保有する外国人によるものではなく、海外からの投機的購入が原因であるとの見解を示した。

MM2H(Malaysia My Second Home)は、マレーシアを外国人のためのセカンドホームとして使ってもらおうというプログラム。

実際マレーシアは、多民族多文化で構成される友好的な国であることや、年間を通して暖かい天候のうえ地震など大きな自然災害がないため、リタイア後の生活や子育ての環境として理想的な場所であることなどから、外国人にとって大変魅力的な国である。

FIABCマレーシアによると、MM2H申請者の中にはマレーシアに住むために地元の不動産を購入または賃貸している外国人もおり、彼らは歓迎すべき外国人であり、むしろ国内の不動産市場に貢献しているとのことである。

一方で、海外の購入者が不動産のプロジェクト開発者や販売代理店からマレーシア国内の不動産に投資するように薦められている歓迎すべからざる事例もあり、こうした海外からの投機的な不動産購入者がより高い価格でマレーシア国内の購入者に転売することで市場価格の上昇を招いていると指摘した。

 

https://www.freemalaysiatoday.com/category/leisure/2019/02/28/how-mm2h-applicants-effect-malaysias-property-market/?fbclid=IwAR3SqXEGN8WEyFj6OutFWmD32WwWVBSfHMQZ9M25l9ERrxYOeZ_AziXMtto

 

記事掲載日時:2019年03月12日 13:24