icon-plane マレーシア第14回総選挙は野党連合が勝利・初の政権交代へ

マレーシア第14回総選挙は野党連合が勝利・初の政権交代へ

 

マレーシアの第14回下院選挙の開票が終わり、マハティール元首相が率いる野党連合が勝利した。

 

5月10日未明、マレーシアの第14回選挙の開票が終わり、マハティール元首相が率いる野党連合の勝利が明らかになった。マレーシアでは1957年の独立以来、与党の国民戦線が政権を握ってきたが、今回の選挙で史上初の政権交代となる。マハティール氏は勝利宣言を出し、公約通り、10日、11日を国民の休日とすることを宣言した。

 

議席数は与党の国民戦線が79、野党連合の希望連盟が113、全マレーシア・イスラム党が18、そのほかが12となった。英字紙のスターによれば、国民戦線側も「人々の意思を尊重する」と受け入れを表明しているという。ナジブ首相は、10日声明を出すと思われる。

 

一方で、現地マレーシア人の間では、ここ数日の間は何が起きるかわからないというメッセージが出回った。不要不急の外出を控える、赤や黄色など原色のシャツを着て歩かない、身分証を携帯するなど、引き続き注意したい。

 

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記事掲載日時:2018年05月10日 08:38