icon-plane 皮膚アレルギーの経験から誕生した、ナチュラルスキンケア商品“speak”

皮膚アレルギーの経験から誕生した、ナチュラルスキンケア商品“speak”

 

マレーシア土産に化粧品が密かなブームだ。今回は、自然にこだわったブランド「speak」を、インタビューと筆者の製品レビューを入れてご紹介する。(マレーシアマガジン =渡部明子)

 

speakはマレーシア初の化粧品ブランドだ。自然コスメを探している人、肌疾患に苦しむ方の選択肢として、また、素敵なマレーシア土産として、本日はspeakをインタビューや製品の実体験を経て紹介したい。

 

speakを主催するニサは4年前まで、抗生物質が手放せないほどの深刻な皮膚アレルギー症状に苦しんでいた。ありとあらゆる市販のスキンケア製品を試した結果、「何一つ使用できるものはない」という結論に達する。文献を調べ、自らローションなどを作り使用していたところ、やはり肌のトラブルに悩む従姉のムティアラから「ニサの作るコスメを待っている人が他にもいるはずだ」との勧めを受け、製品化に向けた二人三脚を開始する。2人はスキンケア製剤学位を取得、美容大国である韓国での勉強を経て、2017年12月、ついに自然スキンケアブランド“speak”をスタートさせる。

 

 

自然の原材料を用いたシンプルなラインナップとその理由

speakの商品は今現在、洗顔パウダー(Cleansing Powder)、ウチワサボテンオイル(Prickly Pear Seed Oil)、リップバーム(Lip Balm)、制汗用クリーム(Deodorant Cream)の4ならびにローズクォーツ・フェイスローラーで、間もなくボディスクラブが加わる予定だ。

 

一般的なコスメ商品である化粧水が存在しないのはなぜか、理由を伺ったところ、「実は、万人に合うローションは存在しません。本来は肌状態によってアレンジしなくてはならないため、speakのラインナップからは外さざるを得ませんでした」と、肌疾患に長年苦しんでいたニサはキッパリと答える。そのためspeakの商品は、「今、お手元にある商品とのコンビネーションで、十分に効果を得られるもの」というコンセプトで、開発が進められた。

 

米国開催のエキスポで反響を得る

2019年1月にロサンゼルスで開催されたインディ・ビューティー・エキスポに出展したところ、「ブースのほぼすべてが“グリーン・スキンケア”商品でした」とムティアラ。グリーン・スキンケアとは、商品原料・生産工程を”持続可能性”をキーワードに製造されたものだが、現在のところ、その名称を用いるための規制はない(例:ニューヨークのとあるスキンケアブランドは、その生成に風力発電を利用している)。マレーシアでは、ようやくナチュラルプロダクトへ関心が集まり始めたところだが、世界がすっかり自然志向だと知り、驚いたという。その中でも、超敏感肌等にも用いることができ、商品原料からラッピングに至るまで、すべてのマテリアルをエコフレンドリーに徹底したspeakは反響を呼び、2人は手応えと自信を得る。

 

各商品の効果と使用感

・洗顔パウダー(Cleansing Powder)
Speakのシグニチャー商品は、洗顔パウダーだ。肌状態を決める最も大切なものは洗顔。この洗顔用品を「皮膚に良いものだけで作る」ことにこだわった結果、オーガニック・オーツ、ラベンダー、カオリン、アーモンドオイルのみから作るパウダー状の当商品になったという。

 

少量を水で溶いて顔に湿布、マッサージして洗い流すものだが、フェイスマスクとして使用することも可能。実際に用いてみると、ラベンダーの香りが気持ち良く、洗い上がりの“しっとり・もっちり感”に大満足する。驚くべきことに、翌朝もその感覚は続く。他の商品は一切変えず、石鹸を当商品に変えただけで1ヶ月使用を続けた結果、周囲から肌色のトーンや張りの変化を指摘され始め、「何かした?」と問われるまでになった。

 

・ウチワサボテンオイル(Prickly Pear Seed Oil)
洗顔パウダーの効果に意を強くし、それまで用いていたアーガンオイルを、speakのウチワサボテンオイルに変えてみた。アーガンオイルより浸透力が強いため、使用直後はさっぱりしているが、翌朝の状態は“しっとり軽い”。エイジングサインに効能ありとのことなので、今後の結果に期待している。

 

・リップバーム(Lip Balm)
当地では唇が乾燥しやすい。その上筆者の場合、リップによっては、唇に水泡が出来てしまうため、常に良いものを探していた。speakのリップバームは、控えめに言っても「最高」だ。ベトつかず、塗った直後の感覚が何時間も持続する。炎天下でも、エアコンが強力に効いた室内でも、口元は常にふっくら保水される優れものだ。

 

・制汗用クリーム(Deodorant Cream)
超敏感肌にとって、通常の制汗剤や消臭クリームは、痒み、湿疹等の原因になり得る。ラベンダーをふんだんに用いた当クリームは、さらりと汗を抑え、気になる匂いをシャットアウトする。皮膚に赤味や痒みを引き起こす心配もない上、天然の香りが実に心地よい。

 

・ローズクォーツのフェイスローラー
これは肌の代謝を促し、リフトアップさせ、気持ちをリラックスさせることに役立つ。冷蔵庫で冷やして用いるとより効果的で、肌に痒みが生じている場合は、「冷たいローラーを痒い部分にやさしく当てると気持ちよいですよ」と、ニサはアドバイスする。なお、「血行が良くなるため、マッサージし過ぎると痒みが増します。湿疹等がある場合は十分に留意してください」。

 

ニサとムティアラからのメッセージは次のとおり。「ナチュラル商品を探している方、これからナチュラル商品への切り替えを考えている方は、ぜひspeakを思い出してください」。
speakの商品は、買い求めやすいお値段であることも嬉しい限り。大切な方へのプレゼントやお土産としても、ぜひ検討してはいかがだろう。

 


* speakの各商品・パッケージは常に改良されており、各商品のラベルについている番号は、バージョンNo.。制汗用クリームには09と付番されているが、これは8回改良されていることを示している。

 

speak詳細:https://my.speakskinbeauty.com/(オンラインショッピング可能)
E-mail:hello@speakskinbeauty.com

 

お買い求めできる店:
M+ Pharmacy Bangsar Village
The Hive
Naiise
Nude The Zero Waste Store
MySmink

記事掲載日時:2019年06月03日 11:56