icon-plane 教育論を闘わせてもしょうがないな、と思う理由

教育論を闘わせてもしょうがないな、と思う理由

このブログは「教育」と銘打っているのに、最近ほぼ与太話ばかり。
教育のことは何一つ書いてないですね。

これでは看板に偽りあり、になってしまうので、たまには真面目に書いてみます。

取材してて、気がついたこと。

教育って、親が各自、自分が受けてきたことの影響を相当受けてます。
自分がどういう風に何を勉強してきたのか。そこがベースにあるんです。

だから、誰かが何かを語るときには、注意しなくてはなりません。
その人の教育観の考えのベースには、自分が受けてきたものがあるからです。

子どもの教育のためにマレーシアに来ている親に、自分自身も若い時に留学した経験を持っている人が多いことに気がつきました。
その経験をもとに考えている人と、日本での経験しかない人が議論しても、いつまでも平行線でしょう。

どっちが正しいかを議論しても意味がありません。

「勉強しろ」と口うるさく言われた家庭で育ったら、同じようになるかもしれません。
進学塾に行かなければいけない、と叩き込まれたら、自分の子も塾に入れたくなるかもしれません。
医者になるべき、と言われて医者になった人は、子どもにもそう教えたくなるかもしれません。
学校に行かずに自力で勉強した経験があれば、学校はいらないと思うかもしれません。
留学させてもらってありがたいな、と思っていたら、子どもにも留学させてたくなるかもしれません。

ときに、そこを聞かないで話をしていても、相手が何をいいたいのかわからなくなってしまいますよね。

本ブログの読者ももしかしたら、そう思っているかもしれないな、と最近気がつきました。
私も少しは自分のことを書いてみますね。
次回に続きます。

—–

★マレーシアの教育環境について、良い点悪い点率直にまとめました。電子書籍版です。

マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩

★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です

車なしでマレーシア生活

★フェイスブックで日本にいながら国際交流する方法を書いた書籍(角川書店から発売)です。私はこうしてマレーシア人をはじめ、フィンランド人、香港人などと友情を育んできました。

Facebookで起こる人脈構築革命

★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。

いいね! フェイスブック (朝日新書)