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海外の学校から見た、日本の学校のよいところ

子供は現在小学校5年生。

一時帰国している間、日本の公立小学校に1ヶ月だけですが、体験入学しました。
幼なじみの友達にたくさん会い、短い間ですがすぐに馴染んで、日本の学校を満喫してきたようです。

海外から見て、あらためて感じた日本の学校に良い点を書いてみましょう。

歩いて学校に行ける

一番良いのは歩いて学校に行けるってこと。これ車社会のマレーシアではほぼありえません。
以前日本に来たマレーシア人の友人、電車に一人で乗っている子供を見て驚愕していました。「普通、一人で子どもが道を歩いてたら誘拐されちゃう」のがマレーシアです。ほかの国でも、おそらく似たようなものではないでしょうか。

日本の学校では、歩いている間にいろんな発見をしていたようです。
友達と一緒に、空き地の地鎮祭の跡にびっくりしたり、近所の犬に挨拶したり、友達とおしゃべりを楽しんでいました。こういうのって大事だと思います。

体育や音楽の授業が充実している

ローカルインターでは体育の授業は週1回。それも、走ったり、飛んだりといった単純なものが多いそう。マット運動や野球などはやったことがなく、後転や側転に挑戦できて、とても楽しかったようです。
また、子供が通っている学校には音楽の授業自体がないので、音楽の授業も新鮮でした。

家庭科で裁縫ができる

家庭科で料理や裁縫を習ったのも楽しかったとのこと(子供の学校にはありません)。とくに裁縫を張り切ってました。掃除も給食当番もあるので、日本人男性はすごく家庭的に育ちそうな印象を受けますね。実際そうなっているかどうかは置いておいて。

 

以上、良い点を書いてみました。あくまで英国式のローカルインターとの比較です。マレーシアにも家庭科や体育が充実している学校もありますが、ローカル色の強いところになると、学校は勉強するところという感じです。

授業の進度については、算数などを見ている限り、ほぼ同じ感じでスムーズに入っていくことができました。
マレーシアでは家庭科や体育、音楽などがない分、コンピュータや歴史、外国語(中国語など)を低学年から教えている、という感じでしょうか。

授業自体はマレーシアのほうが楽しいそうです。
日本の教科書に沿って先生が進めていく授業に対し、主体的にプロジェクトやディベートをしていくスタイルだからでしょう。性格の向き不向きもありそうですね。