マレーシアの新聞「Star Online」に、なななんと、Pensonicの創業者へのインタビューが載っていました。
Pensonic、マレーシアでは知る人ぞしるマレーシアの家電メーカー。
マレーシアに来た日本人がスーパーの家電売り場でまずびっくりするのもこれなんですよ。
一瞬、馴染み深いメーカー? でもやけに安い?
けど、良く見ると違う。
ネーミングも、ロゴも、…やはり似てます。
マレーシア人だってみんな、そう思っています。
しかしこの企業、意外に歴史は古いようです。
記事によれば、Pensonicは、1980年代に、ペナンのBalik Pulauの小さな家電ショップから始まりました。
当初は日本製品を売っていたのですが、80年代に入り、日本企業が販売店契約から次第に撤退するようになったため、自社で製品を開発することにしたのです。
はじめは他社に提供するためのOEM製品が中心で、自社の家電製品を作るのは難しかったそうですが、じき技術者を雇い、台湾製の部品を組み立てることで、作れるようになってきたとのこと。
家電ってパーツを組み合わせて作る時代になっているんですね。
で。
Pensonicって有名な日本企業にならってつけられた名前でしょう?
とまあ誰もが思うわけですが、創業者のChew Weng Khakさんは否定しています。
「ペン」はペナンを表していて、「Sonic」はカーステレオの会社にちなんでいるとのこと。よって、「Pensonic」とは、ペナンからの音、のような意味の名前なんだそうです。
ずっと知りたかったPensonicのことがわかってちょっとすっきりしました。
元記事は以下にあります。
http://www.thestar.com.my/Metro/SMEBiz/Focus/2015/10/12/Taking-on-Nippon/
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