人種をステレオタイプに分類するのもなんですが、やっぱりそう思ってしまった出来事。
マレーシアにきて、ローカルのみんなとご飯を食べる場合、そんなに揉めません。
たいてい、誰かが「ここは払っておくよ」と言っておしまいです。
その代わり「では次回は私が持つね」ってことなります。
とくに中華系はメンツを重んじるからか、割り勘にすることはあまりないですね。
一緒に旅行しても、たいていどっちかが出して、なんとなく帳尻を合わせていく感じ? です。
私が一番長く付き合っている家族とは、もう20年近くおごったり、おごられたりしながら、合同家族旅行を続けています。長年のなかで帳尻は合っているような気がします。
インド系もマレー系も似たような感じ。
細かい単位で割り勘にしたことなんてないんです。
以前ラマダン直前のマレー人から
「ラマダンには貧しい人たちに施しをしなくちゃいけないから、あなたにも施しをさせてほしいの」
と言われてご馳走になったこともあります。
わわわ、私が施しの対象になってる? って一瞬焦りましたが。
アジア人おおらかです。いつもありがとう。
ところが、これがヨーロッパ人だと細かいんですよ。ものすごく。
私のせまーい経験では、ケチな人が多いです。日本人よりも。
以前、イタリア人と一緒に観光にいったとき、家族で水を持ち歩き、喫茶店代わりに駅で休んでました。コーヒー代がもったいないから、っていうのです。知り合いのイギリス人もフランス人もドイツ人も、細かい人が多かったな….。ま、ヨーロッパ人って言ってもいろいろいますからね。
ま、広いヨーロッパで人種をひとくくりにするのも何です。
それに、こういうステレオタイプに当てはまらない人だって、もちろんいます。
マレーシアに話を戻すと、知り合いの中華系で毎回割り勘に文句つけるお金に細かい女性もいます。彼女は周りの中華系から「ケチだ」って陰口言われてますよ。
みなさんの周りでは、どうでしょうか。
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★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。