icon-plane マレーシアと日本の学校3つの違い

マレーシアと日本の学校3つの違い

 

あけましておめでとうございます。
マレーシアマガジン編集長の野本です。
今年もよろしくお願いします。

 

私もマレーシアに来て7年目。こんな長くいるとは、自分でもビックリです。

 

新年度からマレーシアに子供を連れてこられる方も増えているようです。
何から何まで違うマレーシアと日本の教育。マレーシアの教育には話題のIBから中華学校、ホームスクールまで選べるのが魅力ですが、あまりの違いに、来てから「こんなはずではなかった」と驚かれる方もいます。

 

そこで、今日は改めて、マレーシアの学校が日本と違うところ、ざっくり3つあげてみます。

 

1 「いい学校」は存在しない

 

「いい学校というのは存在しません。あなたの子供に合った学校があるだけです」と言われますが、その通りで、明確なレベル分けというのがありません。偏差値というものはないので、エリートだけ集めた学校がないんです。

 

それぞれの学校の個性があり、方式が違うので、単純に比べられないのです。お金持ちの入る学費の高い学校や、人気の高い学校は存在します。

 

「人気校」と言えば、偏差値的な意味での「いい学校」(長時間勉強させる学校)は中華学校だったり、学費の安いインターナショナル・スクールだったりします。こういうところは入学条件も厳しく人気校となっていて、日本人が入るのは難しかったりします。

 

ホームスクールと呼ばれる無認可の学校を合わせれば、学校の個性は千差万別で、違う個性のものを一概に比較できないんです。

 

2「入学したらおしまい」ではない

 

日本の学校は入試がとにかく重視され、入ったら、その後学校を変わることは多くありません。ところがマレーシアの場合、たいていの日本人が1−2年で学校を変わっています。私の肌感覚だと7割くらいが1年内に転校を考えるようです。

 

我が家もそうで、最初は日本式に黒板の板書やノートを重視する伝統的スタイルの学校に入れ、英語ができるようになってからは、ディベートやプロジェクト主体のインターへ転校、さらに本人の希望で理数系ホームスクールへと変わっています。子供の様子を見ながら、個性に合わせて選ぶことができるのがミソです。

 

学校は空きさえあればいつでも入れますし、いつでもやめられます。9月入学や4月入学にこだわらなくても、学期の途中でフレキシブルに対応してくれるところが多いです。

 

3 中学・高校からの留学は難しい

 

一方で、中学になると学校のハードルが一気に上がります。高校になってからだと、受け入れてくれる学校がほとんどなくなります。日本の高校一年ー二年に当たる年にたいてい大きな試験があり、この試験に合格できないと卒業できないからです。日本やアメリカのようにただ学校に通ってさえいれば単位が取れるわけではないんですね。高校時期に留学するなら、アメリカやニュージーランドなどの方が良さそうです。

 

ではでは、今年もよろしくお願いしますー。

 

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