マレーシアに住んでおもしろいなーと思うのは、実にいろんな中華系やインド系と出会うこと。
中華系は本当にさまざまで、大陸の中国人、台湾人、香港人、そしてマレーシアの華人と、全然タイプが違います。マレーシアで見る中華系も、よく聞くと、福建人、広東人、客家人とそれぞれルーツが違います。
言葉もそれぞれ違います。
私の周りを見回しても、中国語が話せるけど読めない人、福建語はわかるけど、北京語はわからない人、広東語しかわからない人、もういろんな人がいます。
なかには華人なのに、英語しか話せない人がいます。
私の友達もそうで、ちょうど公教育が英語で行われた時期に育ったため、漢字がまったく読めません。そんな人たちはマレーシアでは「バナナ」と呼ばれます。中国人なようで中身は西洋人、外見は黄色いけれども、中身は白いという意味です。
マレーシアの華人は欧米で教育を受けている人も多いので、考え方も西洋人みたいな人が多い気がします。
私の好きなニュースサイト「Cilisos」では、「チャイニーズ・ニュー・イヤーにバナナの人たちが困ること9つ」と題して例によって面白おかしい記事を展開しています。
親戚の集まりで
正しい「おじさん」とか「おばさん」の呼び方がわからない、
中国語がわからないので料理の注文ができない、
麻雀ができない、
中国語のカラオケで「ラララ」としか歌えない(泣)、
福建語を聞くと罵られてるような気がしてしまう
ーーーなどなど。
https://cilisos.my/9-problems-faced-by-bananas-submitted-by-cilisos-readers/
こういうのを笑いにしてしまうマレーシア人のセンスが私は好きです。
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