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マレーシアに来て子供はどう変わったか

マレーシアに来て4年。

個人差あると思いますが、
子どもはマレーシアに来て性格が大きく変わりました。
変わったというより、幼児のころの性格が戻ってきたかな。

・自信満々になった
日本の学校では影が薄かった子。
今思うと、学校で起こったことを話すことがほとんどありませんでした…。
よく意味もなく泣いてました。

「あの頃の僕はまるでロボットだった。何をしても怒られるので、
毎日どうしていいのかわかんなかった」

そうです。

しかしマレーシアでは、自信満々になりました。
先生がなにかにつけて励ましてくれます。
自分大好きです。

学校ではいろんな場面でリーダーを任され、
いまは溶け込めないでいる子をどう仲間に引き入れるか、
みんなをどうやって笑わせるか、
あれこれ工夫しています。

相変わらず、ちっとも優等生ではないのですが、
先生方は良いところをたくさん見つけてくれ、
外国人扱いもせず(学年一人の外国人)、
対等な個人として接してくれるんだそうです。
それが自信につながってます。

・学校大好きになった

質問はいつでもOK。発言も大歓迎。
学校は、新しいことを学び、とことん考え、
自由に議論する場所です。
先生たちはその手伝いをしてくれます。

そんな校風の学校が大好きになり、毎日
「あー学校が楽しすぎる!
世界が好きすぎる」と帰ってきます。

うちだけではなく、ローカルの友達のお子さんも
同様に学校を楽しんでいるみたいです。

家では漫画ばかり読んでます。
あとはゲームとYoutube。

まー、多くは望みません。
自分が好きで、世界が好きで、健康ならば、
まあそれだけで良いかなって思います。

——

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