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子供の個性を見つけようとする先生たち

学校の個人面談に行ってきました。

子供の学校では中間、期末試験のあとに面談があります。
面談といっても、教科ごとに先生が違うため、
10人以上の先生の机を親がまわり
それぞれ個別に面談するんです。

以下担任の先生(算数)との会話です。

先生「積極的に質問し、よく発言しています。問題ありませんよー」
私「えーと、授業中に歌ったりしてませんか?」
先生「ええ、歌ってるし、最近踊ってますよ」
私「えっ! 踊ってる…?」
先生「クラスメートから踊ってくれってリクエストが来るんですよ〜はははは」
私「えっ、プリフェクト(監督生)になったんですよね? そんなんでいいんですか?」
先生「お母さん大丈夫、彼ならできると私は信じてますよ!」

ちなみに我が子、こんな調子なので
日本の学校で褒められた記憶がありません。汗
子供自身も怒られた記憶しかないそうです。

マレーシアで4年になりますが、こんな感じの先生が多いですね。
まだ、来たばかりのころには、

「ママ、校長先生は、僕が階段登っただけで、
クレバーボーイ、って褒めてくれたんだよ。
僕、階段登っただけなのに!」と感激していました。

先生方、生徒一人一人の個性を、
一生懸命見ようとしてるなーと思います。
こどもは自信を取り戻し、意欲を持つようになりました。
ありがたいです。

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