icon-plane2016年2月 | グルメブログ「おいしいマレーシア」

ムスリム系屋台「ママック」の定食はナシカンダー。ナシカンダーとは、元々インド系マレーシア人が、てんびん棒を担いでカレーを行商で売り歩いていたスタイルの事を指します。ナシ=ご飯、カンダー=てんびん棒と言う意味。現在では、商店街に必ずあるママックと呼ばれるインド系半屋台にナシカンダーカウンターがあり、そこで南インドの味をベーストしたカレーや、お惣菜などを選んで頂きます。ママックはインド系ムスリムが運営しているため、すべての料理がハラル。そのため国民全員が安心して食べられる、定番の国民食ともなっています。 

■ナシカンダーの種類

ナシカンダーを頼む際にはまず「持ち帰り」か、「ここで食べる」かを伝えます。ご飯の種類を選んだら、カレーの種類も選びます。 

日本人に人気のカレーはチキンやビーフ、フィッシュなど。カレーをかけたらさらに総菜の野菜を指止しで指定し、テーブルに運んで食事をします。値段はテーブルにナシカンダーを置いたら店員が乗せたおかずの数と量を数えてレシートに書き込みます。会計は後払いで、だいたい8RMから15RM程度になります。

☆ナシカンダーコレクション☆

■ナシカンダーの頼み方

①マカン(ここで食べる)かブンコス(持ち帰り)と伝える。

※マカンかブンコスのみ話しかければ通じます。

②白飯が良ければナシプテ(白飯)かブリヤーニライス(炊き込み)かを伝えます。

③ご飯にかけるカレーを指止しでチョイス。

アヤム(チキン)、ランブー(ビーフ)、イカン(魚)、エビ(ウダン)

④さらにフライドチキンやキャベツの炒め物などのお惣菜を指さしでチョイス。

⑤好きな物をお皿に盛りつけてもらったら完成です♪

⑥空いているテーブルで食べましょう。店員がやって来て、レシートにナシカンダー分をメモしてくれます。

⑦食べ終わったらレシートを持って、レジで会計をします。 

チキンなどのカレーは意外と辛さ控えめが多く、日本人でもハマる人が続出です。テレビ撮影などはタレントさんにも評判が良かったナシカンダー。観光の際には是非お試し下さい♪

 

 

投稿日:2016/02/29  Posted in マレー料理 | Leave a comment

コンデンスミルクがたっぷりと入った甘いミルクティ・テ・タレ(Teh Tarik)は、マレーシア版のミルクティー。Tarikとはマレー語で”引く”と言う意味。熱々のお湯で作った紅茶とコンデンスミルクをかき混ぜたら、2つのカップに交互に注ぎ、空気を含ませます。Tarik(引く)との文字通り、麺を引き延ばす様な仕草から、テ・タレの名前が付きました。 


※写真・・・お
笑い芸人のKLキンジョウ君。 

実際のテ・タレの動画(マレーシア・リプトンCMより)

屋台では1RMから1.5RM程度、手軽に飲めるお茶として、朝の朝食時、おめでたい席、時期を問わず愛されている国民的ドリンク。お持ち帰りでもかんな感じで、愛されています。

観光客の方にオススメなのは、スティックタイプのテ・タレ。日本のコーヒースティックよりも巨大な袋には、テ・タレの粉がたっぷり。マグカップで作ってもしっかりクリーミーなのがマレーシアスタイル。日本人には相当甘い!テ・タレですが、滞在が長くなるほどに気がつけばオーダーしている、甘党にはありがたいリーズナブルな飲み物。ローカルのコーヒーショップやママック(インド人屋台)で気軽に頼んでみて下さい♪

■テタレの種類

Teh Terik テ・タレ 紅茶とコンデンスミルクのミルクティー

Teh Halia テー・ハリア 紅茶、コンデンスミルク、ショウガのミルクティー

Teh C         テー・スィー 紅茶とエバミルクのミルクティー

■テタレの頼み方 

サトゥ・テタリッ・スジュッ Satu teh tarik sejuk テタレ・アイスを1つ下さい。

クラン・マニス Kulang manis 甘くしないで下さい。

 

 

 

 

投稿日:2016/02/24  Posted in カフェ | Leave a comment