icon-plane2018年5月 | グルメブログ「おいしいマレーシア」

マレーシアのローカル料理に興味はあるけど、レストランの選び方がわからないし、注文の仕方も分かりにくい。英語が通じないかもしれないしちょっと不安という方、意外と多いと思います。今回はそんな皆さんに、親しみやすい雰囲気で訪れやすく、マレーシア愛あふれる「テータリ・プレイス」をご紹介します。(みやはら由惟)


「テータリ・プレイス」。マレーシア国民に愛される甘い紅茶テータリの場所という名前のこのレストラン。マレーシアでは、国内に20箇所以上あり、ショッピングモールの中で見かけたことがあるという方もいると思います。写真はKL市内中心部にあるSOGOの中の店舗の様子。

まずカウンターでオーダー。メニューはカウンターの手元と上にあります。メニューには、あらゆるマレーシア料理の名前が並びます。トーセイやナシレマなど朝ごはんの定番を、夜にも食べることも出来ます。青いご飯で有名なナシケラブは、木曜日から日曜日のみ提供。ナシケラブを食べたい方は、訪れる曜日にご注意を。

 

お金を払い、番号札をもらってから席に着きます。テーブルには番号札をかけるフックとティッシュが。人気のお店のためランチ時は席の確保が難しいことも。少し時間をずらした方がいいかもしれません。

何でも美味しいのですが、マレマガ編集部のオススメは、カレーや野菜、そしてナシケラブ。写真は、順に、トーセイ・ペーパー、ナシゴレン・ビアサ・ナシ・ケラブ。ナシレマも美味しいです。そして、もちろんテータリも。

ショップロットに並ぶローカル料理のお店と違って、メニューもオーダーの手順も分かりやすく、マレー料理初心者の方やツーリストの方にはオススメのテータリ・プレイス。日本人の方でも常連さんのように足繁く通っている方もいるみたいです。色んなショッピングモールで見かけることができますので、気軽に挑戦されてみてくださいね。

TEH TARIK PLACE/テータリ・プレイス

 

※日本人に馴染みのあるショッピングモールとしては、

1 UTAMA SHOPPING CENTRE(ワンウタマ・ショッピングセンター)SOGO DEPARTMENT STORE(そごう)、SUNWAY PUTRA(サンウェイ・プトラ)、NU SENTRAL(ヌー・セントラル)、EMPIRE SHOPPING GALLERY(エンパイヤ・ショピングギャラリー)、IOI MALL(アイ・オー・アイ・モール)、MYTOWN SHOPPING CENTRE(マイタウン・ショッピング・センター)などにあります。

投稿日:2018/05/14  Posted in マレー料理 | Leave a comment

4月27日に、マレーシアのマクドナルドで販売が開始されて話題になっている「ナシレマ・バーガー」。ナシレマとは、ココナッツで炊いたご飯に、たまご、きゅうり、イカンビリス(揚げた小魚)ピーナッツ、サンバルソース(辛味調味料)が添えられたマレーシアの国民食。ナシレマの「ナシ」とはご飯のことなので、ナシレマがバーガーになっているというのは、なんとも不思議な気がします。限定品とのことで、売切れてしまう前にとマレーシアマガジンの編集部でも早速、頂いてみました(みやはら由惟)

 

ナシレマ・バーガーが販売開始された最初の週末。訪れたマクドナルドの店内を見回すと、各テーブルには、揃いも揃ってナシレマ・バーガーの入ったグリーンのボックスが。オーダーのために列に並んで順番を待っている間も、「ナシレマ・バーガー」の注文の声が飛び交っています。ナシレマをこよなく愛するマレーシアの皆さん。やっぱり気になっているのですね。気になるお値段は、RM14.95、セットミールはRM16.95でした。

まずはパッケージを眺めます。先ほどもお伝えしたとおり、ナシレマ・バーガーは、おしゃれなグリーンのボックスの中に。ボックスには、大きな「BURGER NASI LEMAK AYAM」の文字。サイドにはマレー語でバーガーの中身の説明が書いてあります。

ボックを開けてみると、茶色いペーパーバックに包まれたナシレマ・バーガー。広告の写真では、にサンバルソースがたっぷりなので、こぼれやすいのかもしれないと思いつつ、上のバンズを外してみると、サンバルソースは思いの外多くなかったです。

 

上から、サンバルソース、きゅうり、たまご(目玉焼き)、炒めたたまねぎ、ナシアヤム(フライドチキン)、ソースの順に具材が挟まれていました。ナシレマの具材の定番のほとんどを網羅していますが、ピーナッツやイカンビリスは見当たりません。

いざ実食。ひと口食べての感想は「ナシレマ!!」。乏しい表現で申し訳ないのですが、これ以上でもこれ以下でもなく。想像以上にナシレマでした。ココナッツで炊いたご飯ではなくバンズ、イカンビリスもピーナッツも無いのに、どうしてここまでナシレマを感じるのでしょう。ナシレマをナシレマたらしめているのは、サンバルソースということなのでしょうか。

 

続いて二口、三口と食べて気が付いたことがあります。イカンビリスの味がするのです。でも、具材を改めて見てもその姿は見えません。なんとも不思議です。でもこのイカンビリスの味がしっかりすることで、ナシレマ感がアップしているような気がします。

 

アヤムゴレンが大きく、ボリュームにも大満足のこのナシレマ・バーガー。実は去年シンガポールで発売されたときには、2週間で売り切れになってしまったそうです。気になる方は是非、早めにトライされてみてくださいね!

 

投稿日:2018/05/07  Posted in サンバル, ジャンクフード, マレー料理 | Leave a comment