「家にメイドさんがいるなんて、いいなぁ〜」って思ってる人、多いですよね?
私もそうです。
が、しかし。中流階級のマレーシア人主婦と話していて、必ずでてくるのがメイドさんの愚痴。
健康診断連れてったり、食事用意したり、雇うのも大変です。
・人格が変わったメイドさん
最近聞いた怖い話。
友達のとこに来た自慢のメイドさん、パーフェクトに家事をこなす優秀な人で、素晴らしく料理が上手。彼女は安心して子どもたちを任せ、毎晩ダンスのクラスを楽しんでいました。
しかし、数ヶ月すると、様子がおかしくなってきたそうです。
明るかったメイドさんなのに、なぜか暗い顔をしている日が増えました。次に「見えないものが見える」と言いだしたのです。砂が落ちてくるとか、誰かが立ってるとか…。「私にはあなたたちの運命がわかるの」といったときに、さすらの友人も「これは変だな?」と思い始めたそうです。そのうち、二重人格になってきました。
しまいには、窓から飛び降りようとしていたので、慌てて病院に連れて行ったところ(病気の面倒を見るのも雇い主の義務)、重い精神疾患でした。もともと病気を隠して、エージェントに登録し、バレるとエージェントを変える、ということを続けていたんだそうです。
・メイドさんが突然逃げちゃう
一番聞くトラブルがこれ。突然いなくなってしまう、やめちゃう、というやつです。頻繁に聞きます。きっとメイドさんの側にもいろんな理由があると思います。
あるインド人友達のインドネシア人のメイドさん、「インド人なので、豚も食べるしお酒も飲みますよ」って説明して雇ったのに、食事がハラルじゃないと知ったら大泣きし、「約束が違う」とトラブルになったそうです。でもこれ、エージェントが悪い気がします。なんとなく。
そんなわけで、「以前は雇ってたけど、もうやめた」という主婦もいます。なかには家族みたいにうまくいっている人もいますけどね。
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