またまた、東洋経済オンラインの記事を執筆しました。
今回は、同じマレーシアマガジンでもブログを書いておられる鍋嶋麻奈さんをインタビューしました。インターナショナルスクール・オブ・クアラルンプール(ISKL)にお子さん2人が通学中です。
東洋経済オンライン 「外資系母、「マレーシア子育て」の魅力を語る 米国系インタースクールでのびのび生活」
米国式のインターナショナルスクールは、試験が多い英国式とは対照的で、のびのび自由。宿題もあまりなく、卒業資格をとるための試験もありません。そのかわり、アクティビティや行事が大変盛んです。
個人的に、学費の高い学校ほど、こうしたアクティビティが盛んになる傾向があると思ってます。
低学年に対しては「長時間勉強してはいけない」と言われるそうです。
昔読んだ千葉敦子さんの本で、彼女の両親が「長時間勉強するな!」とよく怒っていたという話を思い出しました。
「勉強ばかりしているとバカになる」ってキューブリックの映画『シャイニング』にもありました。
面白いです。
いろんな人に話を聞いていてつくづく思いますが、マレーシアの学校も千差万別です。
ハードな勉強を要求される中華学校から、欧米系ののびのびスクールまで、教育方針も考え方も先生の質もすべて違います。
よく、ご父兄の方とお話していて「良い学校はどこですか?」と聞かれるのですが、マレーシアで、日本の基準で言うところの、いわゆる偏差値の良い学校を探すのは難しいです。
その子どもにとって、あう学校、あわない学校というのは、おそらくあります。
ですから、各家庭で自分で見て、選択しなくてはありません。
ただ、同じ学校でも先生の当たり/はずれや、友達との相性もありますから、一概には言いにくい。
と思っていたら、インターナショナルスクールフェアで買った「Education Destination Malaysia」という冊子の前書きで、まったく同じ記述を発見しました。
「よく、ベストな学校はどこですか?と聞かれます。その答えはこうです。「『ベスト』な学校というものは存在しません。しかしそれぞれのお子さんにとっての『正しい』学校があるのです」
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マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩
東洋経済オンラインの記事を更新しました。
登場するのは日本の中学生です。
「毎日は楽しいけどこれじゃ人生がつまらないと。ならば、自分で人生を面白くしようと思ったのです」
ということで、各国を比較した結果マレーシアにやってきました。「親は英語ができないので」と、学校などとのやりとりはすべて自分でやったとのこと。
お話して驚いたことは、決断と行動が早いこと。
昨年の秋にマレーシア行きの話が浮上して、今年1月には単身で渡馬、しかし半年後の夏には日本に戻ることを決断しました。なぜ日本に?は本文をご覧ください。
やってみて、ダメだったら、変えてみる。
シンプルなことなんだけど、自分でやろうとするとなかなか難しい。
不満を溜めたまま、惰性でずるずると同じ行動を取ってしまうんですよね。
だから行動しないと不満ばかりが溜まって行きます。
最終的には日本に戻り都立高校を受験することを決断します。
私も都立高校出身なので、あの自由闊達な雰囲気に憧れていると聞いて、嬉しくなりました。
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