2013年3月 | マレーシアでちょこっとだけ子供の教育を考えた。

学校のことを語るのは本当に難しいです。

私の友人は会うたびに、とある有名人気校を絶賛しています。

しかし、別の方は、その学校が全然合わなかったとこぼします。

「先生はよくなかったし、学校はお金もうけ主義だった」と言い、

さっさとほかの学校に転校してしまいました。
同様のことがいろいろな学校で起きています。

我が子が通う学校はよく言えばのびのび。悪く言えば適当な放任系。

そんなわけで、教育熱心な中華系のお母さんたちからは最近評判が悪いです。
「全体にレベルが低く、やる気の無い子が多くて困る」というのがその理由です。

ですから「あの学校は評判がいい」という話ほど、あてにならないものはないのだと最近痛感しています。

ある子どもが楽しく通っていても、ほかの子どもにとってどうかはわからない。

先生の当たり外れもあれば、友だちもどんな子が来るかは選べません。

たくさん勉強させるのがいいと思う親、スポーツをさせてほしい親、情操教育を重視する親

親の要望もさまざまなら、子どものほうの希望もいろいろです。

日本の場合と違って、偏差値などの指針で学校を選ぶわけにもいきません。

子ども一人一人を見ながら、どんな学校が合うのかを選んだほうが良いと思います。

アメリカ人教師を襲ったタクシー強盗団、全員が逮捕されたようです。

 
逮捕されたのはインド系マレーシア人11人。

 
この11人は強盗団を結成し、３ヵ月に37件！もの強盗事件を起こしていたそうです。
頻発していたタクシー強盗はこの人たちのせいもあったかも知れません。

 
しかし37件も報道されてたかな。
私が見落としていただけ？
なかには、報道されずに終わってる事件もいっぱいある気がします。

http://www.nangoku.com.my/20130323-1153/

http://www.themalaysianinsider.com/malaysia/article/selangor-police-solve-37-robberies-involving-taxi-passengers

これを機に本格的なタクシーの改善に乗り出してほしいなぁ～と切に思います。

ちょこっと気が重い話題が続きます。

 
最近、マレーシア人の防犯意識にいろいろ考えさせられてます。
私の周囲のマレーシア人、「最近治安が悪い」と言い、みなよく気をつけてます。

 
例１　シャーアラム在住の独身女性（マレー系）
あるマレーシア人の女性。セキュリティはそれなりにしっかりしたコンド在住。一人暮らしです。
玄関前のグリルはないんですが、なんと玄関入ったところ（ドアをあけたところ）に頑丈そうなシャッター（商店にあるような）を付けています。
そして夜寝るときには必ずシャッターをおろして寝るそうです。
シャッターは家のなかにあるので、外からは見えません。泥棒は玄関の鍵を壊して入ることが多いのですが、玄関の鍵を開けてもシャッターが立ちふさがっていたら、空き巣を諦めるかもしれない、と考えているそうです。

 
彼女は「グリルは防犯に役立たない」と言っていましたが、このシャッター、グリルより安く、800RMで取り付けてもらえるそうです。
ただし、工事は結構大変そう。
床に穴開けて、天井にシャッター取り付けてます。彼女の家は持ち家だから出来るけど、賃貸だと大家さんに拒否されるくらいの大工事かも知れません。
彼女は昼間でも一人歩きは（たとえ短距離でも）出来る限り避けるそうです。

 
例２　PJ在住の知人家族（華人）
ガードマン付きのリンクハウスに住んでいます。
グリルはもちろん普通にあるのですが、家の１階と２階の間に鉄格子のドアを付けて、かならずここにも鍵をかけて寝るそうです。
最悪、一階に入られてモノをとられても、子どもたちが寝ている二階には入らせない、ということのようです。

 
例３　知りあいの男性（マレー人）
護身用に、魚のうろこを取る器具を購入し、持ち歩いているそうです。
暴漢にあったときに、それで撃退できるように、ということでした。ナイフを持ち歩くと警察に怒られるけれども、これなら大丈夫だろう、って言ってました。効果は不明ですが……。

 
そんな感じで、私ももう少し気をつけないとな、と思わざるを得ません。
皆さんも、こんな防犯対策してる人いるよーって情報があったら、教えてくださいー。

またまた、PJでタクシーを使った強盗がありました。

 
11日午後6時頃、ムティアラ・ダマンサラのショッピングセンターで買い物をした米国人がタクシーに乗ったところ、強盗／強姦されたという事件です。

 
南国新聞（http://www.nangoku.com.my/20130315-1702/）ではスター紙の翻訳を乗せてます。同乗者ははじめからいたわけではなく、途中から乗って来たみたいです。
おそらく、ショッピングセンターのスタンドで並んでタクシーに乗ったのではないかと。同乗者は始めからいたわけではなく、途中で乗って来たようです。
これでは乗客はお手上げです。

 
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それによると、被害者は観光客ではなく、マレーシアで英語講師をしている在住者で、11日午後6時頃、ムティアラ・ダマンサラのショッピングセンターで買い物をした後、タクシーで自宅のあるダマンサラ・ペルダナに向かった。
数分後、運転手は「相乗り客」の男を乗せ、それから10分ほどして「ガス欠だ」として停車した。被害者は、代わりに後ろのバンに乗って自宅に向かうよう指示された。

 
■安全が第一
首都圏でタクシーを使った強盗・暴行事件が頻発している。地元紙The starは、「よくタクシーを利用する市民は2リンギかかるが惜しまずに、できるだけタクシー会社に電話してタクシーを呼ぶようにした方が安全だ。女性は、流しのタクシーをつかまえるのはやめた方がいい」と報じている。
ＫＬセントラル・タクシー運転手協会のバドロル・ヒシャム会長は、「メーター料金に2リンギかかるが、もったいないと思わず、安全代だと考えてほしい。オペレーターを通して呼べば、応じたドライバーの記録が残る。また、乗車前に、車内に顔写真付きの認可証があるかも確認し、不信感を持ったら乗車しないようにすべきだ」と述べた。
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珍しく突っ込んで書いてますが、タクシーは流しで乗らず、呼んだほうが安全だ、といってます。
ただ、タクシー会社で呼んだ車とトラブルになった経験も何度かあり、個人的に信頼できる人を頼むのがベストではないかと思います。

 
ただ、渋滞や夜などで、信頼できる人に来てもらうことができないケースも結構あるんですよね。ほんと、不本意ですが、私も車の運転を習うことにしました。

つい最近のニュースです。
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タクシーを使い強盗20件、3人逮捕

ＫＬ近郊のペタリンジャヤ地区警察本部のアズナディ主任は3月6日、タクシー乗客に強盗をはたらいたマレー系の男2人と共犯者1人を逮捕したと発表した。
男２人は、友人から借りたタクシーを運転していた。2人は乗車した客をひとけのない場所に「案内」し、「相乗り客」の仲間が刃物をつきつけ金品を巻き上げた。
（南国新聞）http://www.nangoku.com.my/20130309-1217/
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こういうの、本当に困りますよね。
客としては、乗ったタクシーが強盗に変身したらたまりません。注意、と書きましたが、どう注意すればいいんだよ？　って感じですよねこれ……。
何度か書いてきましたが、メーターを使うタクシーにする、というほかに相乗り客がいる場合には注意、ということでしょうか。よくわかりません。
実際にはその逆もあり、乗客が強盗に変身する例もあるそうで、タクシーの運転手側も戦々恐々としているようです。
いずれも犯行は夜間が多いので、夜間の移動は注意すべし、ということかもしれませんね。

学校のホリディを利用して、初めてタクシーをシェアして旅行してきました。

いつもお願いしてる運転手さんです。

 
行き先はポートディクソンです。

KLから１時間ちょっとで、東京で言えば熱海とか伊東とかいった雰囲気。
中華系の客が圧倒的に多い場所で、素朴で美味しい食堂も多く、私は気軽に行けるので大好きです。コンドをシェアしたので宿代も安くすみました。

家に迎えに来てもらい、もう１件の家にも寄り、そのままPDへ。合わせて、メーターで120RMほどで到着しました。待っててもらったりしたので、チップを多めに払いました。

 
昼食のレストランで１時間ほど待っていてもらい、チェックイン時間ちょうどにホテルに送ってもらいました。彼は「夕飯に行くのにも車が必要でしょ」とそのまましばらく待っていてくれたのですが、「渋滞しそうだからやっぱり帰るね」と帰って行きました。

 
本来、遠隔地に来て待機してくれていたなら、その分払わなくてはいけないと思うんだけど、「ここでもお客さんいるから大丈夫だよ」と受け取りませんでした。
この人は高速代や迎車料金も取らないことが多いので、普段から少しチップを多めに渡すようにしてます。翌日もPDに行きたいというお客さんがいて、片道だけ送ったそうです。

 
こういう良心的な運転手さんも結構います。
中途半端な長距離は嫌がることの多い運転手さんたちですが、ある程度の長距離（空港とかゲンティンとか）になると喜んで行ってくれる人が多いです。これ不思議。

翌日からは現地のタクシーを利用し、あちこちのビーチへ行ってきました。
ただし、PDのタクシーは交渉制が多いらしくランカウイやペナンと比べると若干高めな印象です。３家族で行ったのですが、１家族だけは車を持っていたので、タクシーに誘導してもらう形で２台一緒に走りました。運転手さん、ちゃんと後ろの車を毎回待ってくれて助かりました。

 
KLへの帰りは馴染みになった運転手さんに交渉でお願いしてみましたが、すでに夕方のラッシュ時にあたってしまい、「渋滞が～」という理由で150RMでした。

先日、初めてクーポン制のタクシーで乗車拒否されました。

 
サンウエイピラミッドでのことです。

 
夕方１７時過ぎ、サンウエイからモントキアラへ行く用があり、チケットを買いました。
ところが、来るタクシー来るタクシー、首を横に振って通り過ぎてしまうのです。
タクシーの手配をしてるおじさんがあちこち声をかけるのですが、ほとんどの人が「勘弁してよ～」と笑いながら逃げてしまいます。

 
ありゃりゃ。これじゃ乗れないじゃないか。
待つこと数十分。ようやく１台のマレー人のおじさんが乗せてくれました。
どうなることかと思いましたが、サンウエイでこういう目にあったのは初めてです。
最近、乗車拒否にあうことは少なくなってきましたが、それでも結構痛い目にあってきました。車を持っている人は気軽に「タクシーで来れば？」と言いますが、タクシーが利用できる時間、場所というのは事前によくよく考えないと苦労します。

 
いままで拒否されたタクシーの言い分をまとめてみると……。

 
１　渋滞する方向に行きたくない
夕方の時間帯、朝の時間帯はだいたいこれですね。
割り増し料金を請求してくる人もいます。

 
２　危険な場所だから乗せたくない
某所に有名な大きい安アパートがあるのですが、ある運転手さんは「このアパートに行くのはぜったい断る。仲間も誰も行きたがらない」と言ってます。酔っぱらいや痴話げんかが多くて有名な場所で、殺人事件も起きているのだとか。
同様に、夜人気のない寂しい場所に連れて行かれるのを警戒されることもあるようです。

 
３　行きたい（帰る）方向と逆だから乗せたくない
PJのワンウタマ、カーブでよく言われました。このあたり、夕方はタクシー争奪戦。

 
４　長距離だから乗せたくない
日本とは逆なのではじめは面食らいますが、あんまり遠くに行きたくない、という運転手さん、多いです。遠くに行く場合、帰りの分の運賃を割り増しして請求してくるドライバーも。
以前、パブリックタクシーを呼んだのに「遠いから10RM増しでお願いします」と言われたこともありました。でもなぜか空港に行くのを嫌がるタクシーはいません。帰りは空になるのに、なんでなんだろう。

５　夜遅くなるからいや
夜は本当にタクシーが減りますね。ここも日本と逆。
今日もKL方面からタクシーで帰宅してきたわけですが、フェデラルハイウエイの上り車線がどういうわけか異常な渋滞。運ちゃん、「もう死ぬ」「もう帰れない。今日は仕事できない」と泣きごとを繰り返していました。