icon-plane2012年9月 | マレーシアでちょこっとだけ子供の教育を考えた。

マレーシアとの出会いは1996年にさかのぼります。

 
ひょんなことから、90年代半ばに、来日してきたマレーシア人と知り合いになり、仲良くなりました。

初めて会ったのは、池袋のサンシャイン前。小さなビジネスホテルの前でした。私とほぼ同年代の華人夫婦。
彼らは小さな子供3人をメイドさんに任せて置いてきました。これにはビックリしました。日本だったら非難されそうです。

 

マレーシアの子育てってずいぶん変わってるんだなぁ、とそのときは思いました。
この日は一緒に横浜に行ったのですが、マレーシア人があまり歩かないということを知らなくて、たくさんの距離を歩かせてしまいました。最後に二人が無口になっていたのは、相当疲れていたのだといまならわかります。反省です。

 
その数年後、2家族合同で2週間のマレーシア一周旅行をしました。KL-クアンタン、マラッカ、PD、そして最後に船でクリスマスクルーズ、という行程でした。

 
それまではDINKSとして5年以上生活していた私たち夫婦。
「子供は好き?」と聞かれて返事を濁していましたが、正直なところ、子供は苦手でした。
実際、初めて会った子供は私達を怖がって車の中で大泣き。そして大げんか。先が思いやられるなぁ~という感じでした。
ところが。
一緒に旅行するうちに、彼らの3歳、5歳、7歳だったやんちゃな子供たちがどんどん可愛く見えてきたのです。3人とも素直で、よく笑い、よく泣きます。お寿司屋では、ケンカしてお寿司投げてました。それでも本当に可愛かった。最後にはすっかり離れがたいほど子供好きになってしまいました。

 
それに、どこへ行っても家族連れが多く、女性同士やカップルは少数派でした。家族を持つことはごく当たり前なんですね。当時のKLはまだまだ素朴でしたが、こういう社会って悪くない、と素直に思いました。私たち夫婦が子供を持つことを決めたきっかけが、この旅行にありました。

 
その後もそのご家族と交流を続けました。
数年ごとに、お互いの国を行き来し、日本の我が家に一ヵ月近く滞在してもらうこともありました。韓国へ一緒に行ったこともあります。

 
成長する3人の子供たちには感心するばかり。よく学び、よく運動し、よく考えます。いまでも高校生、大学生の子供達は親と手をつなぎ、何でもよく話し、一緒に旅行します。試験は兄弟で励まし合い、お互いに結果が出ると抱きついて褒め称えます。小さな子供にも大変優しく、とくに男の子がよく面倒をみています。
そうこうするうちに、マレーシアに知り合いがどんどん増えていきました。

 
観察してみると、マレーシアの子供達、みんな不思議に素直で純粋なのです。こちらに長く住む日本人にも同じ雰囲気の子が多いことに気がつき始めました。
日本の子供とは何か違う……。なんというか、生きていて楽しそう。
それから10年ほどして、私たち夫婦にも子供が産まれました。
日本の子供達を見ていると、やはり何か違う。公園で一緒に携帯ゲームをする男の子たち、集団で歩くママたち、ファミレスの喧噪。
環境が人を作ると言われますが、いったいどこが違うんだろう?
私はそれがずっと不思議でした。
それを知りたかった、というのがマレーシアに来たいと思った1つの理由でした。

投稿日:2012/09/22  Posted in 未分類

タクシーの料金は、大きくメーター制、交渉制、チケット制に分かれます。メーターの中にはエグゼクティブタクシーと普通のタクシーがあり、エグゼクティブは料金が倍です。
この中ではメーター制とチケット制に乗ることです。チケット制はちょっと高いですが、料金が決まっていて気持ちよく乗れます。
やむなく交渉制タクシーに乗ることもありますが、一度だけ降車時に倍の料金を言われ、トラブルになりました。電話で呼んでもらったタクシーでしたが、やはり交渉制にのってはいけないな、と思いました。
また、最近減ったようですが、改造メーターの話もときどき耳にします。この人たちは悪質なので危険です。メーターはいつも見ていて、あまりに極端に金額が上がるようならにぎやかなところでおろしてもらったほうがいいです。
■良い運転手さん、悪い運転手さん
現地の人からいい運転手さん、悪い運転手さんの見分け方を教えてもらいました。
まずメーターを使っていること。とりあえずは法律守ってます。次にメーターが見えるところにあること。ときどき帽子でかくしてる人がいます。そして、顔写真の入ったプレートを掲げていること。
良い運転手さんが多い場所には良い運転手さんが、悪い場所は悪い運転手さんが集まっています。
タクシーを待てる場所にはそれぞれ組合があり、お金を払うことで営業させてもらっているようです。なので、場所によって暗黙のルールは共通しているそうです。
また、時期によって変更になることもあります。ワンウタマは以前チケット制でしたが、いまはメータータクシーになったようです。
KL周辺で私が乗った中では、以下のような感じでした。
間違いや変更、情報などあったらコメント欄で教えていただければ幸いです。
■比較的良い
    ミッドバレー
    LRTワンサマジュ駅前
    LRTアンパンパーク近辺
    LRTタマンバハギア駅前
    アムコップモール前
    シャーアラム全般
   TTDI近辺(ただし乗車拒否多い)
    ワンウタマ(ただし乗車拒否多い)
   
■悪い ケラナジャヤ駅前
    スバンジャヤ駅前
    スバンジャヤカルフール前
 
■チケット制
KLCC
    LCCT
    KLセントラル
    サンウェイ・ピラミッド
■エグゼクティブ
    スバンエンパイア前
    
■タクシーの中での無駄話は最小限に
知らないタクシーに乗ると、いきなり「日本人、こっちで働いてる?」「いつまでいるの?」などと親しげに話してくる人がいます。悪気はないのでしょうが、初対面の人にあまり個人情報をペラペラ話すのは危険かも。できたら、英語が分からないふりしてたほうが無難かと思います。私も帰国日をうっかり教えたために、「その日のタクシーは予約した? 良ければ待ってるよ」などとしつこく営業されて懲りました。
■みんな渋滞が嫌い
多くの運転手さんは渋滞が嫌いです。だから渋滞する方面に行くと、メータータクシーでもいきなり交渉制になり高い料金を請求してきたり、「そこには行きたくない」と拒否されたりします。
私の家の周りだと、3-7リンギという少ない金額の近場のほうが喜ばれたりします。この近辺ならば、まず渋滞がないからだそうです。
日本の逆ですよね。
渋滞しない時間に行くとか、渋滞時には電車を併用するなどの工夫が必要かもですね。
■夜にはタクシーが減る
どこも比較的夜にはタクシーが少なくなります。
親しくしている運転手さんも「夜は運転しない」といいます。なぜかというと、タクシーの運転手さんにとっても、夜は危険が多いからなのだそうです。
ある運転手さんによると、タクシーに乗って来た男達に、人気のない場所で止めるように指定され、所持品を奪われてしまう事件が頻発しているとか。
だから、彼は「極力夜は運転しないし、危なそうな人は乗せない」と決めています。同様にしている運転手さんも少なくないようです。夜の外出では、帰りのタクシーを予約しておいたほうが無難です。
■パブリックキャブを呼ぶ
電話して呼べるタクシーの中にパブリックキャブというのがあります。現地の華人から、比較的良心的だということで、勧められました。自分の住んでいる場所の予約番号を控えておくと、使えるかも知れません。
http://www.publiccab.com/home.htm
■エグゼクティブタクシーという選択も
ちょっと車体が大きいタクシーがありますが、これは初乗り料金が倍(6RM)でメーター料金も倍になります。
友人が「改造メータータクシーに出会った!」と言っていましたが、よく聞いたらエグゼクティブタクシーでした。確かに高いのですが、忘れ物などもきちんと追跡してくれるそうです。(やってみたことはないですが) 

投稿日:2012/09/18  Posted in 未分類