icon-plane2013年1月 | マレーシアでちょこっとだけ子供の教育を考えた。

最近、知り合いに付き合って、いま住んでいるアパートで別の物件を見て回りました。

 

案内してくれてる不動産屋さんに聞いたら、結構高い値段のユニットがある。
その理由は……?

 
じつはこのアパート、建てられた5年前から比べるとだいぶ賃料が下がっているらしいんです。

それもだいたい、半額くらいになっているらしい。

 
マレーシアの不動産といえば、多少は値段が上がるものかと思っていただけに驚きました。

 

なんでも5年前、このあたりのコンドミニアムといえば、唯一ここだけだったそうです。

それが最近周りに似たようなコンドが増えて、どんどん価格が下がってしまったのだとか。

 

不動産屋さん「諦められなくていまだに高い値段をつけてるオーナーもいるんです」とのこと。
ああ、そういうことか、と腑に落ちました。

 
ときどきタクシーの運転手などに「ここはものすごく高いでしょう?」と言われるんですよね。で、値段を言うと、「あれ?そんなに高くないね?」と拍子抜けされることがあるんです。

 

そう、うちはそんなに高くない……。
てか、私より安いコンドに住んでる人、そんなに知らない。
住まいの近辺、さらに5軒くらい新しいコンドを建設中です。
インターナショナルスクールの建設計画もあるらしい。
どうなっていくんでしょう。

 

そういえば、モントキアラのあたりも以前は森が広がっていたのに、コンドがどんどん増えて、賃料が多少下がって来た、という話を聞きました。
お家を探すときには、ガンガン建設をしているようなところが案外狙い目かも知れません。

投稿日:2013/01/23  Posted in 未分類

日本との学校での一番の違いといえば、「先輩/後輩」がないことでしょうか。

 

よく考えたら、日本ではたとえ小学生でも1年の学年に厳格な違いがあります。

 

杉本良夫氏が著書で書かれていましたが、小さいころから会社生活まで、日本人は常に「先輩」「後輩」「同輩」とお互いの上下関係を明らかにして、言葉遣いも明らかに変えた上で付き合おうとするんですね。

敬語も、上下関係に敏い日本人だからこそ、発展したのかも知れません。

 

ところが、こちらではそういうものがない。
学校でお互いを呼び合うときは、小学生が高校生を呼ぶときにもファーストネームの呼び捨てです。お弁当も混ざって食べてたりします。
学校の休み時間、高校生のサッカーに小学生が混ぜてもらったうえ、1年生がゴールキーパーをやっているのを見たときには、心底びっくりしました。
別の州の学校で、親友が違う学年にいる、という子も知っています。
学年自体もファジーで、留年したり、飛び級したりする子がいます。
子のクラスにも、小学校に1年早く入っているお子さんが複数います。
年齢の違いはみなあまり気にしていない様子です。
まあ気にしてたら飛び級も落第も辛いですよね。

 
これ、日本から来たお子さんはとても戸惑うようです。
そりゃそうですよね。
いきなり下の学年の子がファーストネームを呼び捨ててくるんですから。
しかし、こちらで育った子が日本に戻ったときのほうが大変かも知れません。
日本の中学校でいきなり上級生を呼び捨てにしたら、ケンカ売ってるのかと思われちゃいますよね。
「先輩、後輩」という概念自体がないのですから、理解させるのが大変です。
それに敬語の微妙なニュアンスを使わずに身につけるのも、なかなか難しいです。

 
けど、この上下関係、同輩関係の微妙なニュアンスの違いを知っておくことが、
日本社会では必要なように思います。
どっちでも生きてけるようになってくれ、などとムシのいいことを考えてる親には頭の痛い問題です。

投稿日:2013/01/23  Posted in 未分類

たった一人だった日本人も数がどんどん増えてきました。

いま、「教育移住がブーム」という話もちらほら聞こえてきます。

 
個人的にはまだまだ韓国人に比べれば日本人の数は少ないと思いますが、それでも確実に増えているのだなぁ、と感じています。

 
グローバル時代、子供にどこにでも生きて行けるようになってほしい、と願う親は増えていると思います。その足がかりとして中国人、インド人、マレー人と過ごすことができるマレーシアは悪くない選択だと思います。
イスラム文化を身近に感じることができる点も大きいメリットです。

 
反対に、外国=西欧をイメージしてくる人は、ガッカリするかもしれません。

 
さて、日本人が増えて来て難しいのは、どうしても日本人同士で固まってしまうことです。
マレーシアで、英語が満足に出来ない子供を受け入れてくれる学校は数が限られています。
そのため、どうしても同じ学校にたくさんの子が集まってしまうのです。

 
先輩の韓国人からもよくこの手の悩みを聞きます。
学校によっては韓国語の通訳を内部に置いて、父母との連絡はすべて母国語で済むようにしているところもあるのだとか。そうなるといよいよ韓国人が増え、マレーシア人とは関わらず、韓国人の子供同士で小さいグループをつくり、その中で遊ぶので、トラブルも起きやすいそうです。ある中国系マレーシア人の親は「まるで韓国人村だった」その学校が気に入らず、転校してきたと言っていました。

 
そういえば、息子のクラスにももう1人日本人がやってきましたが、学校側は上記の問題を十分理解しており、先生は「No Japanese!」と言い、席を別々にしたりして、厳しくふたりを離しているようです。

投稿日:2013/01/17  Posted in 未分類

ご無沙汰してしまいました。
マレーシアのタクシー、以前に比べれば格段に使いやすくなりましたが、
まだまだ、問題も多いです。

 
先日ちょっと怖いことがありました。

 
空港からチケットを買ってエアポートタクシーに乗ったのです。運転手はインド人でした。

エアポートタクシーは空港内でチケットを買うと、メーターではなく、前払いで行き先まで連れて行ってくれます。空港では普通のタクシーを拾うことはできませんし、知り合いの車に迎えに来てもらうこともできません。私は比較的信用していました。

 
ところが乗ったタクシーが途中まで走ったところで突然停車。
何もないところで、いきなり別のエアポートタクシーに乗り換えてくれというのです!

 
もちろん、拒否。こんなことは初めてだと抗議しましたが、兄弟が行き先の近くに住んでいるのでこっちに乗ってくれといいながら、どんどん荷物まで運んでしまいました。

 
このタクシーを降りて、夜道で大荷物を抱え、タクシーを呼んで待つか(とはいえ、周りに大した目印もありません)、それとも運転手の兄弟のタクシーに乗り換えるか、判断を迫られることになりました。
結局、運転手の兄といろいろ話すと、近所のことも良く知っており、ステッカーも張ってある。嘘をついているようではない。
総合的に判断し、やむなく乗り換えに応じましたが、本当に怖かったです。自宅近辺が見えるまで、状況をすぐ「999」や知り合いにタクシーのナンバーをSMSできるように準備していました。

 
マレーシアでは過去何度かこうした目にあったことがありますが、チケット制のタクシーでは初めてです。
後日、知り合いのタクシー運転手にこのことを話しました。

 
彼が対応策として教えてくれたのは、タクシーの後部座席の窓に張ってあるステッカーに書いてあるタクシーの苦情窓口にSMSを送ること。そして事件に巻き込まれた際の手がかりになるよう、自分が乗っている車のナンバーをあらかじめ伝えることだそうです。

 
あのときの判断、やはりタクシーを降りて何もない場所で待ったほうが良かったのか、いまだに自分でもわかりません。昼間なら、おそらく降りたでしょう。何度か書いて来ていますが、やはり夜のタクシーは怖いということです。空港に夜到着するときには、空港ホテルなどを使ったほうが安全かも知れません。

投稿日:2013/01/17  Posted in 未分類