友達と話していていまだに「LINE」をやったことないっていったら驚かれました。
「いやー、単に誰も誘ってくれないんですよ〜」って告白したら、
日本人でLINE誘われたことないって、相当友達が少ないんじゃないのあんた……って心配されました。
いやでもほんとなんですよ〜。
マレーシア人って、以前も書いたけど、すぐに友達になってくれるんです。
「友達になる」ハードルが日本人よりずっと低い気がします。
最近では付き合う人の半分以上がマレーシア人になってます。
そんなわけで、チャットアプリもWhatsupとかWechatばかり使ってます。
ランチ食べる相手もマレーシア人が多いです。
フェイスブックなどで入ってくる情報も、彼らからのものが増えてきます。
面白いなーと思うのは、おかげで自分の視界や考え方がどんどん変わっていくことです。
これが海外に出て一番楽しいことかもしれません。
普段見ているものって大事です。窓から見える風景とか、つり革広告とか、そういうものに、人は無意識に影響を受けてる気がします。
暗いニュースばかり見ている人はそういう影響を受けるし、面白おかしい人に囲まれてる人は、そっちの影響を受けると思うんですよ。知り合いの米国人は、朝から暗い気分になるのがいやだから、ニュースは見ないって言ってました。
私も大いにマレーシアからの影響を受けてまして、毎日どんどん、日本にいたころとズレて来ています。
日本のニュースが理解できなくなってきています。
さらにマレーシア人にも明るい人もいれば暗い人もいます。知り合いにも、年中愚痴ばかり言ってるインド人がいます。
そして、自分の発する言葉も、見る風景も、話題も、相手によって変わっていきます。
だから周りにいる人の影響は大きいです。
どこまでいくのか、自分でもわからない。
まだまだ、旅は途中です。
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★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。
投稿日:2015/08/27 Posted in マレーシア人から学んでいること
最近、日本のインターナショナルスクール(小学校・中学校)を卒業した方とお話しする機会がありました。
インターナショナルスクールとはいっても、先生はネイティブですが、生徒はほぼ日本人で、すべての授業を英語で行う学校だそうです。
以前インターナショナルスクールといったら、外国人の子弟しか入学できなかった気がします。
いまの時代、新しいタイプ学校が日本にも増えているんですね〜。
選択肢が増えるのは、とても良いことだと思います。
しかしその方は、「英語はあまり身につかなかった」と言っていました。
授業はネイティブの先生が行うのですが、肝心の「実践の場」がないのが問題なのだそうです。
友達同士で英語を使うのですが、みな日本人。
学校の外に一歩出たらみな日本人。
語彙も似たりよったり、発音も同様という感じだったとか。
何人か、似たような経験をされた方とお話ししたことがあります。やはり「環境」の力が大きいのかな…。コミュニケーションの道具だから、相手がいないと成立しないのは当然かもしれません。
でもこれ、考えようによっては、日本国内でも「実践の場」さえ作ることができたら、上達するってことですよね〜。
どっかに外国人が住みやすい「特区」を作って、そこで混ざりたい人が交流できればいいのに〜。
そういうところに学校を作れば、話す環境もできるし….。
長崎の「出島」みたいな感じで….。どうでしょー。
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投稿日:2015/08/26 Posted in 教育
先日、日本語学校の先生と日本語についてお話したのですが、
日本人って、相手によって声のトーンが変わるという話題が出ました。
レストランの店員さんって、日本だとちょっと高い声で「ご注文は何になさいますかー?」って言いますよね。あれって、普段の声よりトーン高いと思うのです。
アパレルでも「よかったら、ご試着いかがですか〜? あー、すごーくお似合いですよぉ〜」って普段絶対出さない声の人がいます。
あれ、店員さん同士やプライベートでは、あの声出してないと思うんです。
普通の人でも、先輩に話すときと後輩に話すときで、トーンが違う人がいます。
OLやってたとき、上司に対しては「本部長、お疲れ様です」とか高いトーンなのに、部下には「お前ら、ちゃんとやっとけよ」ってドス聞いた声になったりする人がいました。
日本語って、相手が上か下か、無意識に考えながら話すようにできてると思うんです。
上下関係も細かく分かれていて、同じ平社員でも、先に入ったほうが「先輩」だったりします。
「よそ者」「同期」「内輪」で分けてる人もいます。
多分、いつも相手にどういう言葉を使うべきかを無意識に判断し続けてる。
そして上司の前では、「俺」とか「おいら」「わし」とかいう一人称って使えなかったりします。
上司に「お疲れさま」と言っていいかダメかが、議論になったりします。
英語みたいにだれにでも「ハロー!」ってわけにはいかないですよね。
英語で話しているマレーシア人を見ていると、それがないんですよ。
レストランでも、アパレルでも、みんな多分地声で接客してると思います。
人間関係もなんかずっとフラットなんです。
自分を使い分けないというか、誰に対しても、同じ自分で接しています。だからすごく楽です。
日本語を話すときって普段からすごく複雑なことを脳内でしていると思います。
とくに初対面の人とは、お互いのポジションが決まるまで、居心地が悪い感じがあります。
相手をじーっと観察して、どういう人かを調べてるんですね。それからじゃないと、仲良くなれません。
日本の外に出て、はじめてわかることっていろいろあるけど、フラットな人間関係もその一つかなと思います。
一方で、日本のアニメや漫画が面白いのは、細かい言葉遣いやトーンの違いで多様な表現ができるからかも知れません。
全部英語に吹き替えてるのを見ると、登場人物の一人称がぜんぶ「I」になってて、なんだか日本語の持つニュアンスでの面白さが半減しているような気になります。
まだまだ、私も世界に出たばかり。知らないことだらけです。
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投稿日:2015/08/25 Posted in マレーシアで学べること
最近、精神科医の友達が、学齢期の子どもの自殺がいまの時期(8月〜9月初旬)に多いという話を書いていました。
学校に行けない、クラスに溶け込めない、補習でいじめられる、それだけで命を絶ってしまう子どもたち。
なんとかできないのかな….。
実はマレーシアにいると、そういうのが本当に理解しづらくなってきます。
何度か書いてますけど、マレーシアにだっていじめはあるし、登校拒否の子もいます。
でも学校が合わないなら、変わればいい。
変わってもだめならまた変わればいい。
それでもダメなら学校以外で勉強すればいい。
落ちこぼれたら1年ダブればいい。
そんな風に考えてる親が多いかな〜。
実際にマレーシアにはそうやって育ってきた人がいっぱいいます。
そして受け入れ先もちゃんとあるんです。
私立学校は中途入学が可能ですし、ホームスクールも認められています。
留年も、飛び級も珍しいことではないです。
日本の大学の方と話していたとき、「日本の学校は、途中で外れちゃうと受け入れ先を探すのが大変なんです。だから、あまり厳しくできないんですよ」という話をされていて考えさせられました。
よく見たら、日本にも結構いるんですよ、フツーから外れちゃって、生きてきた人。そして、探せば受け入れ先もありますよ。
日本になければ、海外に目を向けてみるのも、アリだと思います。煽るわけじゃないけど、死ぬくらいなら、広い世界を見てからでも遅くないと思います。
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投稿日:2015/08/21 Posted in 教育
ITmediaビジネスオンラインに記事を書きました。
以前から、私にはマレーシアのダイソーの品揃えが不思議でした。
手袋などの冬物製品はともかく、こいのぼりや日本のノボリ、提灯、湯飲み茶わん、箸の矯正器具や、おにぎりの型など、「これ、日本人にしかいらないんじゃ……?」というものも、普通に置いてあるのです。
そんなわけで、ダイソーに行って取材してきたところ、同社の経営哲学が裏にあることに気がつきました。
詳細は、本編をお読みください。
ついでにマレーシア人がいったいダイソーで何を買っているのか? 教えてもらいました。
なかなか、興味深いです。
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投稿日:2015/08/20 Posted in 雑記
まさか日本の文部科学省のトップである下村博文文科相から、こんな言葉が出てくるとは予想しませんでした。
「これまでの大学入試に出たような暗記・記憶は通用しない。そんなものはスマートフォンで調べればすぐ分かるわけで、ロボットや人工知能に代替できる力です。」
「しかし、偏差値エリートだけではもはやダメで、全ての働く人が主体的に課題解決に当たり、クリエーティビティを発揮し、人間的な感性が求められるんですよ。そうでないと社会で使い物にならない。」
「(親は)自分の経験則が一番正しいと思う前に、そのモノサシがこれから20年先もそのまま使えるかということをよく考えてほしい。」
http://diamond.jp/articles/-/76609
「週刊ダイヤモンド」の記事です。
海外に教育のために来ている父兄に取材して出てきた言葉かと思ってしまいました。
それくらい「日本の受験教育に意味を見出せず、諦めて海外にきた」人たちと言っていることが同じなんです…。違うのは「人種や文化の多様性」に触れてないことくらいかも。
私は日本を離れているため、日本のことに疎くなっていますが、日本の教育のトップがここまでの危機感を持っている人がいるいうことを全然知らず、衝撃でした。
ていうか、文科省のトップが日本の現状の教育をここまでキッパリ否定しちゃって大丈夫なんでしょうか……。
いずれにしても、日本の従来型の教育がこのままではマズイ、というのは、一部でコンセンサスになりつつあるのかも知れません。「ゆとり教育が問題」などという「量」の問題ではなく、いま質も変えようとしているんですね….。
時代が大きく変わっていくのを感じます。
「20世紀の成長社会から21世紀の成熟社会に移り、「ジグソーパズル型」から「レゴ型」の学力が求められているというのが、大きな流れ。成長社会には必ず何らかの「正解」があり、それに向かってジグソーパズルのピースを埋めていくような「情報処理力」が大事でしたが、成熟社会にはジグソーパズルの完成図のような正解などなく、むしろレゴブロックで自分の思うような形を創り上げていく時代。あるいは周りの人と議論して、考え方や見方を修正しながら、お互いに「納得解」を探っていくような「情報編集力」が必要となるということです。」
「偏差値エリート」に見られるような、ひたすら「正解」を求める式の考え方が時代遅れだというのは、おそらくその通り。子どもたちが成人するころには、人工知能が知的作業をやるような、まったく想像もしなかった世界がやってきます。
今、日本でその方向で、教育改革が進んでいるのなら、私はおおいに期待したいと思います。
そしてそのことが、ひいては日本を生きやすくすることにつながると思います。
ここまでの危機感を、日本の中の教育に携わる人々が持っていることに、希望を感じました。
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投稿日:2015/08/19 Posted in 教育
昨日の続き。すいません独り言。
マレーシアにいると、日本人だけで日本語だけで、特定の日本人という人種にだけ対して、毎日ひたすら言葉を発している(それを365日繰り返す状態)って、かなり特殊な状態なんだって思います。
SNSの書き込みなんか見ていても、多くの日本人は「日本人の目」だけを意識して書いていますよね…。
日本にいるときは、ほかの国も似たようなものと思い込んでたのですが、どうもそうじゃないらしいということが、わかってきました。
マレーシア人が多民族国家であるので、常に外の世界を意識せざるを得ないのは、なんとなく想像つくのですが。
中国、フィリピンやインドネシア、タイ、ベトナムも多民族国家。私、つい最近までタイやカザフスタンが多民族国家であるとか、知りませんでした。
というか、世界では単一民族国家のほうが珍しいんですね。
Wikiの定義によると、アジアには日本と韓国、北朝鮮くらい。その韓国も外国人の移住が増え、「韓国人」という言葉の再定義を迫られてるとか。(ハフィントンポストよりhttp://www.huffingtonpost.jp/2015/06/01/lee-jasmin-interview_n_7485600.html)
「すべき」論がないマレーシア人
話を戻すと、日本人向けに日本語だけで発信していると、何が起きるか。
内に向けるエネルギーが大きくなるんじゃないかな。
そしてときに議論がどんどん内向きになり、内に入っていく。
最近の例では、「お疲れさま」を目上の人に言っていいのか、なんてことで延々と議論してたりします。
いや、大事なことでしょ、って思われるかもしれませんけど、マレーシア人がこんな議論してるの見たことないですよ…。
そもそもマレーシア人と話していると、「〜すべき」論があんまりないんです。
「子育ては女がすべき」「母は家庭料理を作るべし」「男は働いてなんぼ」とか、誰も言わないです。
「他人は他人、私は私。違うままでOKだし、同じにしようと思わない」なんですよね。
日本でも「みんな違って、みんないい」とかいうわりには、そうなってない。
そうなりにくい構造(言葉、人種、社会)なんだろうなと思います。
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投稿日:2015/08/18 Posted in マレーシアで学べること
今日は完全に独り言。
最近、自分が長らく異国で探してきたことの答えが見つかりそうで、見つからないような、そんなもどかしい気持ちでいます。
マレーシア人の友達に、「なんで日本人ってみんな外国に来てまで日本のことばかり気にしてるの?」と聞かれました。
曰く「中国人は、中国人や中国企業がマレーシアで何してるのかに興味ないよ?」とも。
日本人は日本人のことにしか興味がない。
さらにいうと、自分が所属する団体のことにしか、興味がない。
外の世界とはなんか断絶してます。
同じ日本人の血が流れているハズのミックスの子に対して「外人」扱いして仲間に入れなかったりしますよね。
会社でも違う部署の人とは挨拶もしなかったり。
学校でも違うグループのママ同士は、目があうとすっとそらしたりします。
私、日本のテレビのお笑いを見てもあんまり笑えないのです。
多分、あれには「知っている人にだけわかっている内輪の常識」があって、それがわからないと面白くないんじゃないかな、って思います。
内輪に入ると居心地がいいけど、外から見るとなんじゃこりゃの社会。
とか言っていたら、ある人が社会心理学者の山岸俊男さんが同じことを言っているので、読んでみたら?と勧めてくれました。
調べてみたら、「ヤクザ型コミットメント社会」という言葉が出てきました。
要するに、日本社会って、ヤクザの社会のように、内輪の規律に則って上のいうことをよく聞いて生きていれば、それなりに居心地のいい社会だということらしい。ずっとそのことについて考えてます。
うーん、なんか、この辺に、私が日本で長らく感じてきた「違和感」の正体があると思うんですよ。
うまく言えないけど。
って、私も日本のことばかり考えてますねぇ。
まだまだ旅の途中です。
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★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。
投稿日:2015/08/17 Posted in マレーシアで学べること
マレーシアに来ている日本人を見ていると、日本人とだけ付き合ってる人、外国人含めたローカルのみんなと付き合っている人といろいろです。
そして外国人と抵抗なく付き合っている人に聞いてみると、「日本に住んでいたときから外国人に囲まれてた」って人が多いことに気がつきました。
留学生のホストファミリーをやっていたり、家に海外からの居候を置いていたり、異文化交流の会に入っていたり、文通していたり、なかにはゲストハウスに関わっていたり、と形態はさまざま。
結局、人ってどこにいてもやってることは、あんまり変わらないのかも…。
かくいう私もチャットで知り合ったマレーシアの友人と10年ほどネット&リアルで付き合ってきました。同時に香港、シンガポール、フィンランド、イタリアなどの友達とも交流しています。英語とコンピュータの交換レッスンを、近所に住む英国人の先生と長いことやってました。
私の場合、外国人と話すだけで、自分の世界が広がっていくような気がしてました。
海外の人たちと会うだけで、日本にいても、軽く旅行気分になれちゃいます。
もちろん、海外に出て外から日本を見ると、これがすごいスピードで加速するわけなんですが、よく考えてみたら、この変化は日本で外国人と付き合っていたころから、はじまっていたかも知れません。
訪日観光客が増えている今なら、もっともっと色々な方法で外国人と付き合うことができます。
ゲストハウスに行ってみたり、バックパッカーが集まるカフェにいったり、部屋を提供したり、語学の交換レッスンをしたり、方法はさまざまあります。
フェイスブックにはBugumiという日本人と外国人をつなぐためのページもありますよー。http://bugumi.com/
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★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です
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★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。
投稿日:2015/08/14 Posted in 未来へのヒント
先日、田村耕太郎さんがマレーシア移住をオススメしないというエントリを書いたら、
「移住を考えていたのですが、やめておきます」という反応があって驚きました。
白か、黒か決めたがるのは実に日本人的だなーとも思います。
「ある人がこう言ったから」「流行っているから」などの理由で、いきなり従うというのは、よくわかりません。
一つの意見は一つの意見として、自分でいろんな資料にあたる。多少は批判的に読み、背景を調べて、自分なりにゆっくり結論を出す。おそらく、田村さんが「自分で調べてみてください」というのは、そういうことじゃないかな? って思います。
でも、答えはいつも一つじゃないですよね。
世界には完璧な国はないし、どの国だって良いところ、悪いところがあります。
シンガポールだって日本だってそうです。
藤村正憲さんが、以前の東洋経済のインタビューで、
「日本の教育は先生が答えを用意しているところに大きな問題がある」
と指摘していましたが、日本で育った私も、ずっとそういうものだと思ってきました。
たしかに、これは日本で育つことの大きなリスクかもしれないです。
それが理由がどうかわかりませんが、ものすごーく乱暴に話をすると、日本人は「正しいかどうか」にこだわり、マレーシア人は「楽しいかどうか」を基準にしているように見えます。
「マレーシア人は〜だけど、ここは日本人の考えのほうが正しいよね?」って言ってる人がいます。
最近、どっちが正しいとか、あるべき姿とかで議論することに意味はないかな、って思います。
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投稿日:2015/08/12 Posted in マレーシアで学べること