icon-plane街の両替商 | ロングステイ&MM2H in トロピカルマレーシア

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MM2Hの定期預金のために現金数百万円を持ち込む方も結構いらっしゃるんですよね。最近は私がビザ申請をお引き受けする方々がお若いということからか、送金をなさる方が殆どですが。お若い方=MM2H定期預金額は30万リンギット。1,000万円を現金で持って来るというのはやはり考え方としては在りえないことなんでしょうね。

去年の12月の末の出来事なんですが、まとまった日本円をお持ちになって「両替→定期預金」をしたいという方のサポートをさせて頂きました。その日は100万円ほどの両替で、その日の朝、11時過ぎに私が信用している街の両替商と電話でレートの交渉をし、100万円相当額のリンギットを指定銀行へ持って来て貰いました。

この両替商には今までに何度も両替を指定場所で行なうようお願してきています。その度に、彼らはリンギットを届け、日本円を受け取ると、受け取った日本円の枚数だけ数えて帰ってしまうんです。「何かあったら電話をくれ」と言い残して。持って来たリンギットを私達が調べ終わるまで待っていないんです。それまでは額が違っていたこともなかったので何も問題はありませんでした。

ところがその日は違いました。普段は私達が見ている前で銀行のお札数え器でお金を数えてもらうのですが、その日は勝手の違うPublic Bank。お金は別のところで数えられ始めました。この日のお客様のために事前に知り合いを通じて支店長と知り合いになっていたこと、この日のお客様が何をなさりたいのかを事前に知らせておいたことでかなりスムーズに事が運べたのは良いのですが、問題勃発。この、街の両替商が置いて行った札束の中にRM1紙幣が2枚紛れ込んでいたというのです。

私は以前から両替商に「そういうこともある」と聞かされていたのでそれほどビックリはしなかったのですが、数えていた行員はかなり焦った様子で報告に来ました。そりゃそうですよね・・・。終いには支店長からも「大丈夫だったか?」と声をかけられました。

両替商に電話してこのことを伝えると「悪いけどとりあえず立て替えておいて。後でお店に来てくれたら返すから。」と言われ、その通りにしました。ここまで済んでからお客様にご報告。お客様はかなりびっくりなさったようでした。それはそうですよね・・・普通ならそんなの、「受け取った時に目の前で調べなけりゃ無効。何言っても仕方ない。諦めるしかない。」ってなりそうですもんね。

一般的にはそうだと思うんですよ。両替をしてもらったら、買い物をして釣り銭を貰った時と同じように受け取った額をちゃんとその場で確認するようにして下さい。その場を離れてから「やっぱり足りない」と言っても無駄です。両替商を営むのはほぼ100%がインド系イスラム教徒です。この人達は正直に言ってずる賢い人達が多いので、注意が必要です。お釣りを誤魔化したり計算を誤魔化したりというのは彼らの特技ですから。(うちの家族がインド系ムスリムなのでよ~~~く分かるんです。笑)
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投稿日:2011/02/05  Posted in 街の両替商 | Leave a comment