icon-plane2010年7月 | ロングステイ&MM2H in トロピカルマレーシア

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忙しくて気づいたら1ヶ月以上更新しておりませんでした。すみません。

MM2Hビザを取得するための条件の一つにマレーシアで定期預金口座を開設しRM150,000(50歳未満の方はRM300,000)をキープしておかなければいけないというものがあります。(観光省の許可を得た上で一部下ろすこともできます。)

この条件を満たすため、ある方は①数百万円の現金をそのまま持ち込み、また別の方は②一度マレーシアへお越しになり口座を開設し、日本へお戻りになって送金手続きをしたり。③日本の、インターネットバンキングで海外送金できる銀行に口座を開設、資金を入金した後に今度はこちらにいらして口座開設しインターネットバンキングで資金の移動をする方もいらっしゃいます。

さて、私が思いつくメリット・デメリットはというと、
①レートは1、2を争うくらいに良いですが、とにかく危険ですね、現金ですから。なくなったら保険も効きません。
②面倒のひとことに尽きると思います。でも下見のついでに銀行口座を開設するのならアリですね。
③レートを街の両替商並の良いレートにしてもらうことが可能(CIMB)。但し日本からの送金には送金先となるマレーシアの口座情報を記入した書類のオリジナルを日本の銀行に届けることが必要なのが一点と、シティバンクの場合、大口の送金の場合は電話で身元確認などをしなければならないのが面倒なのがもう一点、着金に比較的時間が掛かるのが難点というのがもう一つの欠点。

さて、今回お客様がお試し下さったのが上記の3つ以外の方法でした。それがHSBCの日本の支店でまず日本側のプレミア口座の開設をし、マレーシアにいらした後にリンギット普通預金口座を開設し日本HSBCのインターネットバンキングでマレーシアHSBCのリンギット口座への送金をするというものです。

上記③と同じで「日本からの送金には送金先となるマレーシアの口座情報を記入した書類のオリジナルを日本の支店に届けることが必要」でした。が、このお客様はこの部分を非常にスムーズに行なっておいででした。
普通マレーシアから口座情報を郵送すると数日から1週間はかかります。この方、ご友人にお願いして東京のHSBCの近くでリンギット口座開設まで待機してもらい、口座が開設され口座番号が分かった段階でそれをご友人にメールでお伝えになったのです。東京のご友人は口座番号以外が既に記入されている書類をお預かりになっていて、最後の項目であるリンギットの口座番号を記入しそのままHSBCへ提出して下さったのでした。

このプロセスを踏むことで1日の送金限度額を0円から1千万円まで引き上げることが可能となります。デフォルトのままでは全く送金ができません。

もう一つ、日本のHSBCから送金された資金はマレーシアのHSBCに着金するのに1日かかりません。昨日はお昼頃の送金で夕方には入金が確認されていました。これだけ迅速に行なってくれれば、本承認のための時間が取れないという方でも僅かな期間の滞在でそれが可能になりますね。

なお、日本にいながらにしてマレーシアのリンギット普通預金口座を開設する場合は弁護士の書類認証が必要となり、その分の代金15,000円がかかってきます。今回の一連のプロセスを目の当たりにした私は、オリジナル書類を日本のHSBCの支店(口座開設をした支店)に届けてくれる人がいれば、15,000円を支払わずに口座開設や送金も非常にスムーズに行なうことが可能だと断言できます。

まだ書くことがあったような気がしますが、一旦ここで止めます。
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投稿日:2010/07/13  Posted in MM2Hビザ関連 | 1 Comment