icon-plane2011年4月 | ロングステイ&MM2H in トロピカルマレーシア

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少し前にビザ取得から自家用車輸入、そしてコンドミニアム契約のアシストなどをご依頼下さったお客様が今日、沖縄県の港をご自分のカテマランで出港なさいました。約1ヶ月かけて、コタキナバル・ジョホールバル・パンコール島などを経由してここペナンのStrait Quayへ入港(入港と言うんでしょうか?港って感じじゃないですが・・・)する予定です。船から毎日、位置を知らせる信号をGPSで発信するそうで、私も刻一刻と南下しているこのカテマラン(Minnie号)を追っています。自分が船に乗っているわけでもないのに、どんどん進んでいるのを見てワクワクしている私です。(私はウェルカムパーティ準備係です。笑)

 

この船を持って来たらどこに停泊させるかということで、以前このお客様に同行してペナンの3ヶ所のヨットハーバー見学をしたことがありました。設備や環境、そしてもちろん料金の比較をしたのでした。一つはバタワース行きフェリー乗り場の脇。もう一つは海上保安庁のような政府の施設の中にあるところ。これはペナン大橋のたもとのすぐ近くです。そしてStrait Quay。ここはまだ完全には仕上がっていないようですが、既に停泊している船もあります。フェリー乗り場の脇は、フェリーが立てる波のせいで、ヨットの中でコーヒーを飲んで一息、なんてことすらできないんだそうです。Batu Uban(大橋のたもと)のは満杯で、中にはエンジンが動かなくなって数年、船体には藻がこびりついている・・・なんていう船もたくさんあって、そういう船がそこにずーっといるわけですから空きが出るなんて事は確率的に低いです。でも料金はゲキ安のようです。
消去法で残ったのがStrait Quayだったわけですが、他の2つの「下町」「ヒッピー的」なハーバーに比べるととても洗練された感じの素敵なハーバーです。新しいですから、問題があるとすればこれから明るみに出てくるのでしょうけれど。

ペナンを拠点にタイの島々巡りなどをなさるそうです。いいですね。でもとにかくまずは、今回の日本からマレーシアの大航海、何事もなく無事に到着なさることを心より祈っております。
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投稿日:2011/04/30  Posted in その他 | コメントは受け付けていません。



先日、地図を見ようと前方からちょっと目を離した隙に前にいた車にぶつかってしまった方がおられます。

ぶつかられたほうはマレーシア国産車で、電話口に出たドライバーの話し振りでは、かなり引っ込んでしまったようでした。一方、ぶつかったほうは日本車。やっぱり日本車ですね。優秀です。バンパーが少し凹んだだけのようです。

最初、保険を使用しての修理になると思ったので保険会社の契約している修理工場をご案内したのですが、バンパーを新しいものに取り替えるにはまずはバンパーを探さねばならず、日本からの個人輸入車であるため、合うものを探し出すまでにどのくらい時間がかかるか見当がつかないとのこと。そして、保険を適用する場合には、バンパーが修理し終わるまで車を預けておかなければならないことが問題になりました。

バンパーが見つかってからまた持って行って修理してもらえば?とも思えそうですが、保険適用の場合は事故で壊れた部分を直さないまま2度目の事故に遭った場合には、最初の事故に関しては保険が効かなくなるんだそうです。何となく納得してしまった感じですが、修理工の説明はそのような内容でした。

バンパーが見つかるまで車を使えないのは大変ということで、自腹だといくらなのかを聞いてみるとRM550。保険を使っても自己負担金がRM360ほどあるようでしたから、それなら自腹で、との話に変わっていきました。

自腹なら保険会社と契約している修理工でなくても良いので、この日は一旦お帰りになり、他の修理工の料金との比較をなさっては?とお伝えしました。
でも、この手の修理をしているところが見つからなかったそうで、では私がローカルの人に聞いてみましょうということで聞いたのが次の修理工。

車修理工.jpg

車修理工 001.jpg

車を修理に出そうとしておられるこの方は、信頼できるところでないと内部の部品を(悪いものに勝手に)取り替えられる(付いていた日本車の部品は中古マーケットに高く売れる)とお聞きになったことがあるそうで、知らないところに持ち込むなら少し高くても安心できるところに、と思っていらしたそうです。私は料金の比較のことしか考えていませんでしたが、こういうところも注意しなくてはいけないのですね。

余談ですが、このことを私のこちらの家族と話していたら、日常茶飯事のようです、この部品のすり替え。で、すり替えられたほうはすぐ気づくことは稀で、数ヶ月も経ってから気づいたなんてこともあり、こうなると泣き寝入りしかないんでしょうね。全くひどいものです。

私が紹介してもらった上に載せた修理工は、地元のタクシーの運転手さん達がよく利用する修理工だそうで、私が行った時もタクシーが何台か停められており、修理の順番を待っているようでした。

ボスと話をしているうちに、「ここをこの人(私の親戚でタクシーの運転手)に紹介してもらったのは、信用できないところに車を持って行くと中の部品を勝手に替えられたりすることがあるって聞いたからなのよ」と言ったら、ボスは「うん、それ本当だよ。そういうところがたくさんある。」って言っていました。

ここのボスは信用できそうです(いかにも熟練工という感じの人でした)が、一番良いのは、修理をしてもらっている間はそこで待っていることです。まさか持ち主の目の前ですり替えなんてできないでしょう。地元の人もそれを奨励しています。

場所は地図だけではお分かりになりづらそうなところだったので、手元にあった息子の携帯で写真を撮ってきました。写りが悪いですが、役目は果たせそうなのでここに載せます。
上の地図に3つの矢印が書いてあります。下の3枚の写真はそれぞれ赤の矢印方向、青の矢印方向、そしてピンクの矢印方向を向いて撮った写真です。コムタからJalan Jelutongに入り、Jalan Sungai Pinang(日本人学校のある通り)を過ぎてすぐのところなんですが、外からは修理工だとは気づかないと思います。写真がご参考になればと思います。

赤の矢印.jpg

このフェンスの奥にこの修理工はあります。

青の矢印.jpg

コムタ方向から来た時に目印になるのは道の左側にあるBP(ブリティッシュペトロール。ガソリンスタンド)ですね。

ピンクの矢印.jpg

テスコ方向からコムタに向かって車を走らせた場合はBPの手前にEssoがあります。これらガソリンスタンドが右手、修理工は左手になります。
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投稿日:2011/04/26  Posted in 車関連 | コメントは受け付けていません。



今まではCIMBに日本円で着金させ両替レートを交渉してリンギットに両替し、という方法が、特に大口の送金の場合には有効だと言われてきました。これは先日から何度かご案内している山田譲さんのブログに詳しく書かれています。

ところが、この前CIMBに日本円口座を開設したいというお客様をご案内した時に、行員が「何で円口座が必要なの?一度だけの送金なら、そのまま直接リンギット口座に着金させればいいじゃない。優遇レート適用で着金するんだから。」と言うんです。私は過去に、本来なら優遇レートが適用されるはずの円口座からリンギット口座への振替さえも通常レートで行なわれて、しかもその事に対して何らかの対処をするようレターまで書いた(HSBCの場合はレートが間違っていたら後からでもちゃんと直してくれるんです)のに回答もしないCIMBというのを経験しているので、そのことを行員に言って「お客様の納得したレートで振り替えてもらいたい」と伝えました。この行員もその件の一部始終を知っていますので、了承してくれました。円安方向に動いている時は必ずしも良い結果にはなりません(レートを見てから判断するので、着金即振替より時間的に後ろにずれます)が、通常レートで両替されるよりずっとましです。

今回Public Bankのご自分の口座に送金なさった方は、日本円口座をお持ちではなかったので、着金即振替のパターンしかできませんでしたが、事前に支店長に「この口座にいくらいくらの振込みが日本からあるので、優遇レートを適用してほしい」と電話をしておきました。お客様は送金後、多分毎日でしょうね、インターネットバンキングでご自分の口座への着金があったかどうかをチェックなさっていたのだと思います。ある日の朝、メールで「優遇レートで着金していました。」とのご報告を頂きました。
どうして優遇レートってお判りになったのかなぁ?と思って聞いてみましたら、「ヤフーサイトのレートと同じだった。いつも両替商で両替する時はヤフーサイトのレートよりRM1からRM2低かった。」と教えて下さいました。
両替商とヤフーサイトのレートを比べて両替商のほうが悪いのに、銀行とヤフーサイトのレートを比べて同じだったら、それは銀行がとても良いレートを適用してくれたということになります。普通は両替商のレートのほうがずっと良いのが当たり前ですから。
具体的にいくらくらいの差というのは分かりませんが、とにかく、お客様のご希望通りに優遇レートで振り替えてもらえて良かったです(Swift Codeなどをお調べすることをご依頼頂いていたのに失念してしまい初動が遅れたので、もっと早くに送金していればレートはもっと良かったのかもしれません・・・申し訳ございません)。

というわけで、信用のおける行員さんや支店長さんなら、きちっとやってくれると思います。円口座は基本的にはいくらかの口座維持手数料がかかることが殆どなので、使う頻度なども考えて、維持していくか、最初から作らずにおくかなど、お決めになると良いと思います。

CIMBとPublic Bankで着金時の適用レートを交渉することができるのが判りました(Citibankもできますが、どうもHSBCプレミアで交渉なしで振替をしたレートのほうが良かったようです。両方の銀行でほぼ同じ頃(違っても1日か2日)送金・振替をなさったお客様が教えて下さいました)。Maybankを使っている方も多いのではないでしょうか。機会があれば、Maybankはどうなのかも調べてみたいと思います。
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投稿日:2011/04/25  Posted in Public Bank | コメントは受け付けていません。



またまたCIMBの話なんですが(最近CIMBとHSBCくらいにしか出入りしていないので・・・)、少し前にちょっと長期の定期預金をした方が、短期のものに変更したいというご希望なのですが、満期日にはマレーシアにいらっしゃらないとのこと。普通ならマレーシアに戻ってから中途解約、短期の定期に変更となるんでしょうが、CIMBでは、預金者が事前に満期日の取り扱いについての注文を出しておくことができるんです(他の銀行もできると思いますが、試したことがありません)。「○月×日の満期日に、今までの1年ものから1ヶ月ものに変更して下さい。サイン。」みたいな内容で支店長宛にレターを書くか、CIMBに用意されている雛形を使っても良いです。今まで2つの支店でやってみましたが、このことを教えてくれた行員がいるBHL Building(あの、日本領事館の入った建物の1階のCIMBです)では当然可能でしたし、Batu Ferringhiの支店にレターを持って行った時もOKでした。但しこの時は私が預金者に代わってレターを持って行ったので、「満期日にちゃんと手配はしておくけれど、預金者がマレーシアに戻ってきたら一度顔を出してもらってね」と言われています。

1年半前のその当時は良いと思っていた利率(18ヶ月もので確か2.65%くらい)が現在1ヶ月もので3.00%、1年ものが確か3.20%ですから、1ヶ月ものを複利で運用するのがお得ですよね(今は1年未満のものでも利息から税金が引かれなくなったようですし)。
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投稿日:2011/04/25  Posted in CIMB | 2 Comments



ここのところブログの更新をしていませんが、仕事はちゃんとしております。
A銀行からB銀行へ、C銀行からD銀行へ、それぞれMM2H用定期預金を移動させようとなさっているお客様がおいでで、そのうちの一組はKLの銀行にMM2H用定期預金がありますので、できればなるべく1日で全てのプロセスを終わらせてしまいたい私は、あの手この手で各銀行にアプローチしております。段取りを決めておけば、少しは時間短縮に繋がるのではないかと・・・。今日もA銀行のマネージャーに、MM2H定期を解約(→移動)の時に必要な観光省からの書類をメールしたりしていました。さて、どんな対応をしてくれますことやら。

銀行を変更する意図の一つに、PIDM(マレーシアのペイオフ)が挙げられるのかもしれないと思っています。これは特に50歳以下の方に言えることだと思うのですが、25万リンギットまでは保障がありますので、それ以上の部分はなるべく少ないほうが良いですよね。MM2H定期預金のみで30万リンギットですから、既に5万リンギットが対象外になっています。それ以上同じ銀行に預金しても、保障対象外ですから、「動かせるお金を移動する」ということになるのでしょう。MM2H定期預金はビザを持っている間ずーっと寝かせておく資金ですから、できるだけ条件の良いところに預けたいですね。

ところで、こんなことができるのか確認する必要がありますが、ご夫婦でビザを申請した場合、①主申請者のみの名義でMM2H定期預金口座を開設②主申請者と帯同者(多くの場合は配偶者)の名義でMM2H定期預金口座を開設・・・この2つが可能です。なので、例えば25万リンギットはご夫婦の名義で、残りの5万リンギットは主申請者のみの名義でMM2H用定期預金口座を開設することもできるのでは・・・?とも思います(確認していませんから、おやりになる方は自己責任でお願いします)。先日スキャンして載せただけのパンフレットに書いてあるのですが、例えばA子さんとB男さんの共同名義口座に25万リンギット入っているとします。そしてA子さんのみの名義で25万リンギット、B男さんのみの名義で25万リンギットの預金があるとします。これら全ては別々の補償を受けられるのです。

もっとも、ペイオフの心配より将来夫婦のうちの一方が亡くなった時のことのほうが心配なので、前にも書きましたが、銀行口座はご夫婦共同名義のほうが断然良いです。個人名義にしておくと、その個人が亡くなった時に面倒です。(すみません、書きながら最初と最後で言っていることが違っていますね・・・。)

あとは、家賃の支払いにMM2H用定期の一部を解約できた方もいるそうなので、そうやって少しでも預金額を下げておくのも一つの案ですね。

MM2H定期預金の預入先銀行の変更や、MM2H定期預金の一部を家賃や家を買う代金、教育費や医療費に充てたい場合の許可は、観光省から得ることができます(預金の引き出しについては審査があります)。個人ならEmailでの問い合わせでも回答はちゃんと返って来るようです。以前はMs. Laiという方が非常に臨機応変に対応して下さっていましたが、現在はMs. Dayang Baklisに聞くのが良いようです。メールアドレスは[email protected]です。ビザの個人申請で躓いた時も、彼女が的確に答えてくれるはずです。お問い合わせは英語もしくはマレー語でどうぞ。

あとは何をしていたかな・・・? そうそう、HSBC Premire口座を日本から開設なさるお客様のアシストが一段落しました。書類のチェックも終わり、後はオリジナルの書類がHSBCのリレーションシップマネージャーに到着すればめでたく口座開設にこぎつけます。残高0での開設ですので、開設と同じ月のうちに20万リンギット(或いは外国通貨で20万リンギット相当額でも良い。)を入金する必要があります。(Premire口座の開設条件。)今日は22日ですから、ギリギリ間に合うかなぁという感じですね。単にリンギット口座をオープンするだけでなく、円口座開設や、資金が送金された後に定期預金にするための書類、フォンバンキング、インターネットバンキングと結構ボリュームがあったので、お客様もきっと神経をお使いになったことでしょう。Y様、後は口座開設を待つのみですね。お疲れ様でした。

それから、ビザ申請の時に必要な無犯罪証明書ですが、ビザ申請のお客様からのご要望で調べたところ、帯同者(多くは妻)の無犯罪証明は必要ないんだそうです。でもこれもおかしな話で、観光省では「いらない」、観光省の移民局セクションでも「いらない」。それなのにプトラジャヤの本家本元移民局は「必要」だと言うんです。一人分でも二人分でも出費があまり変わらないのであれば、ここではよくある突然の変更に備えて、帯同者の無犯罪証明書も取得しておいたほうが安心ですね。

あとは、個人申請者の翻訳・認証の部分のみを承ったりしていましたね。認証してくれる宣誓官が不在だったりして少し遅くなってしまいました。

そして、仕事ではありませんが最近Pilatesなるものをやっています。なんでも、野戦病院でのリハビリがその発祥なのだとか。病床でも筋肉が衰えないようにというエクササイズなんでしょうね。
私が行っているのはIsland Plaza4階のFitness First。シニアの方(多分50歳以上)の方には割引があり、月々RM115くらいでジムのマシンを使ったり各種クラスに参加できたりします。ウィークデーは朝6時半から夜11時まで、土日は8時から19時までです。サウナやスチームルームもありますよ。コーヒーや緑茶、ソフトドリンクも無料提供です。

 

Pilatesの他にもTai Chi、Yoga、Body Vive、Body Pumpなどなど盛り沢山です。入会なさりたい方で日本語の説明が必要な方は私が無料でサービスいたします。(というか、ここのスタッフのターゲット達成を助けてあげたいなぁ・・・と。)もしご自分で直接行かれる場合は、Noorisという女の子を指名してあげて下さいね。体調があまり思わしくないのに頑張っている20代後半の女の子です。

で、Pilatesのインストラクターはサウンドセラピーを教えたり、レイキマスターでもあったりするんですが、その方面にご興味のある方はどうぞ彼のブログをご覧下さい。PilatesとYogaを使ったダイエットプログラムとか、妊婦さん対象のサウンドセラピーなどなどのクラスを外部で教えているそうです。このインストラクター、格好良いです(笑)

 

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投稿日:2011/04/23  Posted in その他 | コメントは受け付けていません。



「MM2Hビザを取得するための条件の一つにマレーシアで定期預金口座を開設しRM150,000(50歳未満の方はRM300,000)をキープしておかなければいけないというものがあります。(観光省の許可を得た上で一部下ろすこともできます。)

この条件を満たすため、ある方は①数百万円の現金をそのまま持ち込み、また別の方は②一度マレーシアへお越しになり口座を開設し、日本へお戻りになって送金手続きをしたり。③日本の、インターネットバンキングで海外送金できる銀行に口座を開設、資金を入金した後に今度はこちらにいらして口座開設しインターネットバンキングで資金の移動をする方もいらっしゃいます。

さて、私が思いつくメリット・デメリットはというと、
①レートは1、2を争うくらいに良いですが、とにかく危険ですね、現金ですから。なくなったら保険も効きません。
②面倒のひとことに尽きると思います。でも下見のついでに銀行口座を開設するのならアリですね。
③レートを街の両替商並の良いレートにしてもらうことが可能(CIMB)。但し日本からの送金には送金先となるマレーシアの口座情報を記入した書類のオリジナルを日本の銀行に届けることが必要なのが一点と、シティバンクの場合、大口の送金の場合は電話で身元確認などをしなければならないのが面倒なのがもう一点、着金に比較的時間が掛かるのが難点というのがもう一つの欠点。

さて、今回お客様がお試し下さったのが上記の3つ以外の方法でした。それがHSBCの日本の支店でまず日本側のプレミア口座の開設をし、マレーシアにいらした後にリンギット普通預金口座を開設し日本HSBCのインターネットバンキングでマレーシアHSBCのリンギット口座への送金をするというものです。

上記③と同じで「日本からの送金には送金先となるマレーシアの口座情報を記入した書類のオリジナルを日本の支店に届けることが必要」でした。が、このお客様はこの部分を非常にスムーズに行なっておいででした。
普通マレーシアから口座情報を郵送すると数日から1週間はかかります。この方、ご友人にお願いして東京のHSBCの近くでリンギット口座開設まで待機してもらい、口座が開設され口座番号が分かった段階でそれをご友人にメールでお伝えになったのです。東京のご友人は口座番号以外が既に記入されている書類をお預かりになっていて、最後の項目であるリンギットの口座番号を記入しそのままHSBCへ提出して下さったのでした。

このプロセスを踏むことで1日の送金限度額を0円から1千万円まで引き上げることが可能となります。デフォルトのままでは全く送金ができません。

もう一つ、日本のHSBCから送金された資金はマレーシアのHSBCに着金するのに1日かかりません。昨日はお昼頃の送金で夕方には入金が確認されていました。これだけ迅速に行なってくれれば、本承認のための時間が取れないという方でも僅かな期間の滞在でそれが可能になりますね。

なお、日本にいながらにしてマレーシアのリンギット普通預金口座を開設する場合は弁護士の書類認証が必要となり、その分の代金15,000円がかかってきます。今回の一連のプロセスを目の当たりにした私は、オリジナル書類を日本のHSBCの支店(口座開設をした支店)に届けてくれる人がいれば、15,000円を支払わずに口座開設や送金も非常にスムーズに行なうことが可能だと断言できます。」

「来馬前にマレーシアHSBCに口座開設をしなくても、日本にいらっしゃる間に日本のHSBCに口座を開設してマレーシアへ送金する分をプールしておけば、マレーシアにいらしてからすぐマレーシアHSBCで口座開設した後、日本のHSBCの口座からマレーシアの新規開設した口座に送金をすることができます。

日本HSBCからマレーシアHSBCに送金をするには、日本HSBCでインターネットバンキング使用を可能にしておくことは忘れてはいけない重要な点です。この準備が整っていれば、マレーシアHSBCに口座開設した直後に日本HSBCからの送金が可能で、しかもよほど夕方近くでない限り、同日処理(つまり送金手配をした同じ日に着金する)されます。

但し、デフォルトでの一日の送金限度額は200万円までとなっているようですので、この点の確認も重要です。もしもこの限度額がデフォルトで0円になっているような場合は、日本HSBCで限度額を引き上げる手続きをしてから来馬して下さい。
送金限度額が200万円の場合、15万リンギットにするためには2日に渡って送金をする必要がありますが、タイトなスケジュールでない限りは大丈夫だと思います。

マレーシアにいらしてから作業が完了するので、「本当に送金できて、ビザが取れるだろうか」という一抹の不安は残ると思います。高見さんが担当して下さったお客様も同じ不安をお持ちでした。けれども実際は、この方達のマレーシアでの口座開設は非常にスムーズに行き、送金も同日着金、着金と同時にRelationship Managerから報告があったりと全く障害にぶつかりませんでした。

私がなぜこの方法をお勧めするかというと、一つには日本にいらっしゃる間にマレーシアHSBCの口座開設依頼をすると、日本で書類の認証をしてもらう必要が出てくるために弁護士さんに約1万5千円支払う必要が出てくるためです。次回の来馬の期間が非常に短いという場合を除けば、エージェントさんの口座開設サポートもあることでしょうし、もともと現金をお持ちになってというお考えだったのですから、できるだけ節約なさりたいのではないかと思いますので、今回ご案内した方法が良いと思います。」

いやぁ、探し回りました。これだから、何でも人のところに出張して書いてないで自分のブログに書いたほうがいい、と言われるのですね。

この中で、曖昧な部分や補足したい部分をこれから書きます。

まず、送金限度額なのですが、日本のHSBCの本当のデフォルトの送金限度額は0円に設定されているようです。それを担当者が気を利かせて上限額まで引き上げてくれると200万円/1日の送金が可能になります。
よく分かっていない行員さんにあたるとこの設定もやってくれないようですから、こちらから確認したほうが良いです。

振込先口座を登録すれば1,000万円までを一度に送金できますが、それができない場合は200万円ずつ毎日送金することで対応できると思います(滞在期間によっては無理な場合もあるかと思いますが)。

銀座支店にいらした(現在は丸の内支店)高見さんは、マレーシアHSBCのことをとてもよくご存知です。以前いらしたところの電話番号しかありませんが、新しいところのものを教えてもらえるのではないかと思います。電話番号 03-5204-5228

ななしさん、上の情報では不十分かもしれません。お読みになってお解かりにならないことなどがおありでしたら、またコメントを下さいね。
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投稿日:2011/04/18  Posted in HSBC | 2 Comments



5年前はPWTCには移民局はなかったので、皆さんPutrajayaの移民局でビザをお受け取りになっていますよね。ペナンで、という方もおられますが。5年前にPutrajayaでビザを発給された方、RenewalはPutrajaya、PWTCどちらの移民局でもOKです。

あちこちに電話をして調べました。他の方達のご参考になるかもしれませんのでここにアップします。

私が電話をしたのは観光省、PWTCの移民局、そしてPutrajayaの移民局です。
Renewalには観光省はノータッチなんですね。私もすっかり失念しておりました。観光省に聞いたってダメなんです、ビザの更新やなんかのことは。

で、観光省は当然同じビルの6階の移民局セクションに電話をするようにと言います。かけました。何度かけたことか。やっと繋がりました。でも繋がったと思ったら相手はあまりよく分かっていない新米さんのよう。PWTCの移民局ではどのビザにどのような書類を準備する必要があるかをリストにして配布しています。その人もそれを見て答えてくれているようでした。(ボスへの直通電話をしても出なかったので仕方ありません。いなかったのかもしれません。)

それによると、PWTCの移民局で必要なのは

 Renewalしたい旨を伝えるレター
 IM 55(移民局で手に入ります)
 パスポート
 定期預金証書
 銀行から移民局へ宛てたレター
 医療保険加入証明
 健康診断書
 前回の仮承認レター(これ、皆さん取ってありますかね?)

だそうです。健康診断書や医療保険加入証明以外はコピーを取っておくことをお勧めします。

一方、Putrajayaの移民局で電話に出てくれたのは、MM2Hビザセクションのトップの女性(ボス)。この人のOKがPutrajaya移民局MM2HビザセクションのOKですから、何か質問があればこの人に聞くに限ります。(質問はできるだけ責任者にしたほうがいいのはどこでも同じです。)
で、彼女曰く、50歳以下の申請者の場合にはRenewalの時も給与証明や会社からのレター(どんな職種でお給料はいくらかなどの詳細が書かれているもの)が必要だとのことです。PWTCではそれは言われませんでしたから、PWTCがあとから「やっぱり必要」と言わないのであれば、5年のビザをRenewしようという50歳以下の方はPWTCで手続きをするのが良いでしょうね。

Renewalのための申請書類はご本人かエージェントが持参しなければならないとのこと。Renewalのための渡航が一度で済むように、私のほうで書類作成・入手から許可のレターを得るまでと、医療保険・保険加入のサポートをすることも可能です。必要な方はお問い合わせ下さいね。

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投稿日:2011/04/13  Posted in MM2Hビザ関連 | コメントは受け付けていません。



タイトルの通りなんですが、これはMM2Hビザで滞在している方の多くには当てはまらない話なので期待はずれの記事になっちゃったらゴメンナサイ。これはDigiのPostpaidをお使いの方への情報です。

広告が出ているのでご存知の方も多いかもしれません。クレジットカード、それからCharge Cardと書いてありましたがこれは何でしょう?とにかく、それらのカードから毎月電話料金を引き落としにすると、1電話番号につきRM5の値引きがあります。私の家では私、息子、娘がそれぞれDigi Postpaidの番号を持っていますので、1ヶ月でRM15のオトク!となります。この3つの番号の間では、どれだけ電話をかけても、どれだけSMSを使っても無料なんです。ただ、ひと月RM30(サブラインの料金。メインの電話番号はRM50/1ヶ月)という額は、使っても使わなくても支払わなければならない額なので、電話をあまり使わない方にはもったいないです。私も、特に娘は私以外に電話をかける相手はほとんどいないので、RM30使い切るまで娘の電話も使っています。なので、時々お客様には0164767687という番号でおかけすることもありますが、私にお電話下さる時には私の電話番号0195752854へおかけ下さい。息子が使っているのが0164032854で、これも時々使います。(すみません、ややこしくて。)

手続きはとても簡単。私は申込書の記入さえしませんでした。今月分をDigiのオフィスで支払う時に「来月からAuto Payにしたいんだけど」と言ったらその場でオンラインでの申し込みをしてくれました。その時にはパスポートとCredit Cardを忘れずにお持ち下さい。

請求書の郵送を止めたりすることで割引を受けられることもあります。Digiはいくら引かれるのか、もしかしたら引かれないかも知れませんが、Celcomは郵送請求書を止めると確かRM2値引きがあります。請求書の詳細はオンラインで見れるものですから、お金を払ってまで送ってもらわないでも良いですよね。
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投稿日:2011/04/13  Posted in Digi | コメントは受け付けていません。



4月の3日頃だったでしょうか、アストロのスマートカードだけを貸し出していたのですが、お客様がご帰国なさったのでサービスを一時停止してもらいました。

本当はその時に書こうと思っていた記事だったのですが、今しがた、「一時帰国の間のアストロサービスを止めることはできるか?」というご質問のお電話をいただくまで、すっかり忘れておりました。

アストロの請求書に通話料無料の電話番号が書いてあります。多分右上のほうに載っていると思います。その電話番号にかけて、「サービスを一時停止したい。」と言ってみてください。理由を聞かれたら、「日本に一時帰国する。」のようなもので良いと思います。

今日電話して明日からのサービス一時停止をリクエストすると、復活させる日を聞かれます。これが確実に決まっている方はそれを言えば大丈夫。復活させる日が決まっていない場合は少し厄介ですが、私の時は復活日未定でも一時停止をリクエストしてOKされていますので、「マネージャーに確認してみてくれない?日本から帰ってきたらまた復活させるから。」とか、「今までにもリクエストしてOK出てたんだから、今回もOKしてよ。」とか、交渉してみて下さい。ただ、復活させるまでが3ヶ月以上の場合には一旦スマートカードを返却するように言われるかもしれません。

なお、Pulau Tikusのアストロのオフィスに行って同じ事をリクエストすると、「今日リクエストして一時停止できるのは1ヶ月先からになる」と言われたことがあります(今はどうか分かりません)。そして「今日リクエストして明日から止めたい場合は電話で依頼して」と言われます。マレーシアを離れる日が1ヶ月後で既に確定している時にはオフィスでやってもらうのもありですね。外国語を使っての電話でのやり取りは結構大変ですから。

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投稿日:2011/04/13  Posted in Astro | コメントは受け付けていません。



ビザの個人申請については、エージェント申請と異なる部分もあり、私が把握していないこともあるので、間違いをお知らせしてしまってはいけないのでアドバイスを控えるようにしています。でも共通部分もあるわけで、今回はその共通部分の「翻訳と認証」について少し。

日本でパスポートの認証をしようとすると、例えば公証人役場では11,500円だったでしょうか、そのくらいかかると聞いています。マレーシアではそれが数百円です。翻訳や認証はどうでしょうか。認証だけで1万円を超えるのなら、翻訳も含めたらもっとするんでしょうか?

個人で申請なさる方も、翻訳や認証が必要な書類がありましたら、一度お声をかけて下さい。もしかしたら日本で依頼なさるより安く、そして速くできるかもしれません(速くできたとしても郵送で日本のお住まいにお送りしなければならないので、やっぱりそれなりの時間はかかりますね・・・)。必要な方はメールに翻訳・認証の必要な書類を添付してお送り下さい。お見積もりいたします。

それから、不必要と思われる書類を選別することも同時にサービスとしてさせて頂きます。書類はゴチャゴチャたくさんあるよりシンプルにまとめたほうが、誰にとっても判りやすいものですから。それに翻訳・認証代の節約にもなります。
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投稿日:2011/04/12  Posted in MM2Hビザ関連 | 9 Comments