icon-plane2012年10月 | ロングステイ&MM2H in トロピカルマレーシア

air asia



 

いやぁ、観光省というか、MM2H審査会というか、どちらか分かんないですが、

申請書類の一部として出された資産証明、ちゃーんとチェックしているのですねぇ。

私が用意した申請の中で通帳の裏表紙がなかったものがあったのですが、

それについて観光省のほうから

「銀行の所在地が分からないので口座確認ができない。

できれば銀行の所在地を調べて知らせてくれないか。」

とメールが来ました。

銀行は、観光省からの確認の書類に対して、文書で回答したりメールで回答したりするんだそうです。

そして、その回答がない場合は、仮承認レターが発行されていても

ビザの発給は受けられないんだそうですよ。回答があった場合でも、

申請のために出されている口座の残高(の合計)が条件に満たない場合は却下になるんだとか。

 

資産証明関連で話を続けます。

 

今年7月中旬から給与証明としてそれが振り込まれている通帳のコピーの提出が義務付けられたと

あちらこちらで目にしますが、実際のところは通帳コピーがなくても

申請できているケースはまだあります。今月に入ってからもまた一件受け付けてもらいました。

毎月お給料としてコンスタントに振り込まれている方はそれでいいですが、

現金で受け取っている方や個人事業主の方のように毎月給与のように入金がない方もおられますよね。

通帳のコピーなしでも申請できる方法はありますので、必要な方はどうぞご相談下さい。

 

 
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投稿日:2012/10/21  Posted in MM2Hビザ関連 | コメントは受け付けていません。



 

MM2Hでとりあえず移住をしておいて、チャンスがあれば就職をしたいという方のために、

最近あったケースや観光省からの情報を交えながら書いていきます。

 

まず、就職しようと思っている人はMM2Hビザの主申請者になってはいけません。

就職しようとしている人がMM2Hビザの主申請者になってしまうと、

その人が就職する時には、帯同者として一緒にMM2Hビザを貰っている人、

奥さんやお子さんであったり、ご両親がロングステイビザを貰っている可能性もありますよね?

それら全てに影響を及ぼします。全ての帯同者のビザをキャンセルせねばいけなくなるんです。

そして、主申請者がMM2Hビザをキャンセルするということは、

仮承認レターに書かれている10年間の許可も無効になるということなんだそうで、

もし仕事を辞めてまたMM2Hビザを取得したいという時には

MM2Hビザを最初から取得し直すことになるそうです。下に観光省からのメールを添付します。

今回から観光省のメールはその出所が分かるように発信者の名前もコピーして載せます。

でないと『個人宛の(取るに足らぬ)レター』で済まされてしまいますので(笑)。

お判りになる方はお判りになりますね。

 

Greetings.

Dear Ms. Rika,

For MM2H participant who would like to work and need to hold a work permit, he needs to cancel the MM2H visa.

If he intends to join MM2H Programme again after few years or working, he will need to apply as new applicant and will have to go through the whole process again. This is because the previous MM2H visa has already been cancelled.(The given 10 years approval is NO longer valid).

Thank you.

With best regards,

MAHANIM BINTI MUSNI
Operation Officer
Malaysia My Second Home Centre
Ministry of Tourism Malaysia
Level 10, No. 2, Tower 1,
Jalan P5/6, Precinct 5,
62200 Putrajaya
MALAYSIA

Tel: +603 – 8891 7423
Fax: +603 – 8891 7415

 

では就職しようとしている方がMM2Hの帯同者であるとどうなるんでしょうか?

上記のようなビザの問題は最小限に抑えられます。

例えば家族3人でMM2Hビザを申請したとします。

夫が主申請者、妻・子どもが帯同者です。

帯同者である妻の就職が決まりました。

この場合、妻だけがMM2Hビザをキャンセルし、就労ビザへの変更を行ないます。

数年後、妻は仕事を退き、またMM2Hビザを貰います。

夫に対する許可が有効であれば、妻は再度MM2Hビザを手にすることができるのです。

 

Greetings.

Dear Ms. Rika,

As for dependent, he needs to cancel his MM2H visa if he intends to get a work permit. He can join the MM2H Programme again as dependent as long as the main applicant’s MM2H visa is still valid.

 
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投稿日:2012/10/21  Posted in MM2Hビザ関連 | 4 Comments



 

一度他のエージェントさん経由で申請・却下されたケースを私に依頼して下さった方がおられました。

却下理由が表題のSection 8(3) Immigration Act 1959/63。

これは却下理由としてディクラインレター(却下レター)に書いてありましたので、

早速移民局カウンター・MM2Hカウンター双方に「一体どんな内容なの?」と

確認の電話を入れましたが・・・訊いた相手は口を揃えて「そんな法律知らない」ですって。

どうやって調べたらいいの・・・と悩んだものの、ちょっとぐぐってみたら・・・出てきたんです、

この条項が。

その内容を読んで、指摘された却下理由がやっと判りました。

そして、審査で誤った判断がなされていたことも。

この件の再審は移民局の管轄だと聞き

(そうですよね、移民に関する条項にパスしないで却下されているのですから。)

その後は移民局の責任者と何度もメールでやり取りをして再度チャレンジするのに

必要な書類を確認、用意しました。判断を下すのはこの移民局の責任者ではなく、

本部のほうだそうで(観光省内の移民局カウンターはいわば出張所のようなものです)

結果が出るまでしばらく掛かりましたが、必要だと言われた書類は全て提出できていましたから

審査にはパスしました。

 

却下の場合、どんな理由で却下になったのかは口頭なり文書なりで必ず教えてくれますから、

その部分をクリアできるような書類を用意してアピールすれば確実に審査を通過できます。

どのような理由で却下になったのかは知りませんが、

3、4回アピールして承認を勝ち得たというケースもあったそうです。

これは何だか観光省(移民局セクション?)の根気負けのような気もしますが。(笑)

 
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投稿日:2012/10/09  Posted in MM2Hビザ関連 | 2 Comments



 

ここのところ立て続けに2件、年金での承認を申請していたMM2Hビザ申請で、

定期預金15万リンギットをしなければ本承認しないという結果を貰いました。

エージェントカバーレターやご本人のカバーレターにもきちんと

「年金での承認をお願いします」と書いてあるのにも関わらず、です。

両方とも訂正をお願いしましたが、

 

観光省のカウンターの対応が応対する人によって異なったので書いておきます。

本来、エージェントカバーレターや本人からのカバーレターに年金での承認願が明記されている場合、

審査で年金がRM10,000以上/月あると算出されている時には

仮承認レターを差し替えて貰うだけで済むそうです。

これは2ケース目の訂正の時に聞かされたことで、最初の時はエージェントのレターヘッドに

年金での承認への訂正願を書いて持って来るようにと

(移民局責任者に)言われてそれだけ持って行ったら、

既に提出してファイルに入っている年金に関する書類のコピーを付けなければ

受け付けないと言うし(受付はMM2Hカウンター)、しかもファイルの中身を確認することもなく

「結果は1ヶ月後」と言われました。

 

結果が判るまで1ヶ月の猶予を申し渡されるケースは、

最初の申請時にカバーレターで年金での承認を願い出ていなかった場合で、

再度審査を通さなければいけないと判断されたケースだそうです。

年金での承認がぜひとも欲しいという時には書き忘れないように、

そしてその部分だけ目立つように書いておくのも良いと思います。以前年金での承認を申請した時、

カウンターで長く働いている子が「年金での承認」という部分をハイライトしていましたから。

最近の観光省のカウンターは新しい子ばかりで、

イレギュラーなケースの質問をしてもありきたりの回答しかしないし、

上の人や経験の長いスタッフがOKを出す申請でも突き返したりするので(←散々経験してます)、

質問するならそういう人達に聞いたほうが良いですね。現在のMM2Hカウンター責任者はSiti Nani、

移民局のほうはErnee。共に女性です。英語やマレー語が解る個人申請者はメールでの対応も望めますね。

Erneeのほうは、一度にたくさんの質問をすると全ての回答は返って来ませんし、

メールをきちんと読まないまま回答していたことも今までにありましたので

(個人申請者へ宛てたメールを見せてもらったことがあります)

回答に対して「何か変だなぁ」と思ったら再度念を押したほうが良いです。

Siti Naniのほうはメールを返さないこともありますが・・・

きっとそれはエージェントに対してだけだと思います。(そう願いたいですね。)
[email protected]
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投稿日:2012/10/09  Posted in MM2Hビザ関連 | 2 Comments