icon-plane2007年6月 | ロングステイ&MM2H in トロピカルマレーシア

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現金を持ち込んで両替商で両替するのがレート的には一番いいのですが、盗まれてしまったら取り返しがつきません。長期の滞在になればなるほど為替手数料をなるべく低く抑えたいものですよね。以前に書いた、FXのデイトレを使うと手数料は一番低く抑えられると思いますが、普段FXをやっている方ならまだしも短期の滞在のためにわざわざFXを勉強するのは骨の折れることでしょう。
そこでそれ以外の方法のうち、一体どれが手数料的にお得なのだろう?と考えてみました。

結論から先に書きます。一番お得なのは調べた限りでは(教えていただいた限りでは、が正確ですが・笑)イーバンクデビットカード、そして次がスルガ銀行のVISAデビットカード。次がクレジットカードです。
デビットカードって何?ってお思いの方もいらっしゃると思います。VISAのクレジットカードとデビットカードってどう違うの?って思われた方もいらっしゃると思います。なのでちょっと補足します。なお、ここでは海外、特にマレーシアで使うことを想定していますので、国内やマレーシア以外で使用した場合のメリットは割愛させていただきます。

まず、口座に残高があれば使い方はクレジットカードと同じです。
VISAマークのお店でカードを提示し、サインまたは暗証番号入力をするだけです。国内260万、世界中で2,400万ヶ所以上のVISA加盟店で利用でき、もちろんネットショッピングにも利用できます。

ですが、デビットカードはクレジットカードではありません。買い物の際に客の口座から即時に引き落とす新しい決済システムを搭載したカードです。口座残高の範囲内で出費をコントロールできるので、クレジットカードのように使い過ぎる心配がありません。利用の都度送られてくる「ご利用確認メールサービス」で安心度が増します。

また、デビットカードを使用して購入した商品について破損・盗難などによる損害を補償をしてくれるので、現金で購入するよりも安心です。 (購入日から60日間、年間最高30万円まで補償/免責額:1事故あたり5,000円)これはクレジットカードで何かを購入した時についてくる特典と同じですね。

で、一番肝心なレートのお話です。
まず、国際キャッシュカード(例としてシティバンクのキャッシュカード)とクレジットカード(この場合はVISAカードを例に挙げます)の比較をしてみましょう。
「国際キャッシュカード」「クレジットカード」と耳にして、なぜだか分かりませんがクレジットカードでキャッシングをしたほうが損だと思うのは私だけでしょうか。
「キャッシュカード」=自分の口座のお金を使う、「クレジットカード」=引き落としまではそれは借金になり、利息を払わなくてはいけない。こういう考えが頭に浮かびます。
確かにその通りなのですが、レートを考慮するとクレジットカード使用が損だという考えは覆ります。
VISAカードでキャッシングをすると年利18%、月単位では1,5%の利息を取られます。が、適用レートは「中値」に1,63%を上乗せしたレートです。
これに対してシティバンクの国際キャッシュカード使用の場合、利息はつきませんが、適用レートが「TTS」に3%上乗せ(円→米ドル)+米ドル→マレーシアリンギットはVISAのホールセールマーケットレートに1%上乗せです。ホールセールマーケットレートは計算方法が公表されていないとのことです。
TTSと中値の関係についての説明はここでは省略させていただきますが、TTSと中値を比較した場合、TTSのほうが高いということは念頭に入れておいてください。割高のTTSに約4%の手数料が必要な国際キャッシュカードと、中値に1,63%+1,5%上乗せされたレートが適用されるクレジットカードのどちらがお得なのかはお分かりですよね。
クレジットカード使用のほうがお得です。

では今度はクレジットカードとデビットカードをみてみます。
双方の適用レートは同じだそうです。が、違いがあります。
クレジットカードでのキャッシングには年利18%の利息が付くということでしたが、デビットカードで下ろすお金はもともと自分の口座に入っているものを直接下ろすものなので、利息を払う必要がありません。その分デビットカードがお得ということになります。
ということで、一番お得なのはデビットカードということになります。案外ネーミングで騙されているのは国際クレジットカードということになるでしょうか。
補足として、同じデビットカードでもイーバンクデビットカードの場合はキャッシング手数料がかからないとの情報があります。(国によってはATM手数料も引かれないそうです。)一回の引き出しにかかるはずの210円がかからないとなれば、スルガ銀行のデビットカードよりも断然お得ですね。

デビットカードはクレジットカードではないので入会審査がありません。定年退職してクレジットカードを作れない方に、国際キャッシュカードよりお得ということでお勧めしたいカードです。
イーバンクのデビットカードについての説明・申し込みはこちらへどうぞ。

また、まだ定年前の方でクレジットカードをお持ちでない方、もう一枚あったら海外旅行保険の補償額が増えていいなと思っている方にはシティカードをお勧めします。シティカード、海外旅行へ出かける際に無料で保険カバーされる3ヶ月間の後、3ヶ月以上になる期間の保険を継続させることができるそうです(事前にご確認ください)。これなら3ヶ月の保険が切れた後、保険がないと不安だから・・・と結局は別の保険に旅行当初から入ってしまうというもったいないことをせずに済みますよね。・・・話が逸れてしまいました。

少しでも皆さんが得できる両替方法をお伝えしたいと思い、延々と書いてしまいました。ご参考にしていただければ幸いです。
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投稿日:2007/06/28  Posted in マレーシアへの送金方法関連 | 14 Comments



Perodua社のMyviをご紹介したのに関連して先月10日Peroduaから発売になったVivaをご紹介しようと思います。
この車はやはりDaihatsuの車であるMiraをベースに作られています。KancilやKelisaも同じくMiraのオールドバージョンをベースにして作られており、このViva発売によって古いバージョンの車の生産を減らしていく考えがあったようですが、現在はKancilは存続の方向に変わったようです。(Kelisaは生産停止の意向です。)

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Myviの人気は絶大なものですが、Vivaにも勝る点があります。そのうちの一つに燃費がいいという点が挙げられていました。

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これは車の常識なのでは?と思うので私が但し書きすることでもないと思うのですが、大人数が小型の車に乗れば、大型車に同数の人が乗った時より燃料を消費するようですので、この車は少人数のご家庭向きかと思います。

また、Vivaはその全ての型でDaihatsuのDVVTエンジンを使用しています。

値段的にはMyviの一番安い型(Myvi 1.0M SR Solid)のRM38,924.10よりRM10,000安いRM28,400.00(Viva 660M EX Solid)からのラインアップがあり、この点でも優れています。

ちなみにPerodua社の車で一番安価なのはKancil(660BX Basic Solid)でRM22,513.50。なお、私が示している価格は全て税引き前の価格ですので、セカンドホームビザを取得して免税許可が下りた方が購入なさる場合にはこれらの金額より若干お安くなるはずです。

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投稿日:2007/06/27  Posted in 車関連(特に自家用車輸入)・交通手段 | 3 Comments



日本にある車にどことなく似ていませんか?この車は発売当初から大人気のPerodua社のMyvi(マイヴィ)といいます。なぜ日本車にそっくりのものがあるのかというと・・・このPerodua社とはダイハツ工業(ダイハツは製造関連のPCSB社[製造関連の持株会社]、PMSB社[車体製造]、PEMSB社[エンジン製造]を子会社化)とマレーシア資本との合弁会社で、マイヴィはダイハツのブーンとトヨタのパッソをベースにマレーシア市場の要望に合わせた専用の内外装デザイン等、変更を加えて仕上げた車だからなのです。

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マイヴィの特長として下記が挙げられています。
1. スタイリッシュ、且つ躍動感を表現した専用外観デザイン
2. 同カテゴリー初となる「LED式テール&ストップランプ」、「ターンシグナル付きドアミラー」を採用し、洗練された印象を表現
3. 上級感を演出した専用インパネデザイン
4. 必要に応じて乗員・荷室スペースを自由にアレンジできる左右分割リヤシート
5. 高出力、低燃費を実現した1.3L DVVT付き高性能エンジン
6. 前面・側面・後面衝突ならびに歩行者保護に配慮した衝突安全ボディ
7. 上級グレード1.3SXi、1.3EZiには一層の安全装備として、デュアルSRSエアバッグ、ABSを採用

実は私が車購入に同行させていただいた日本人のご夫婦はこのマイヴィの1.3EZiをお選びになりました。この車を選んだ理由の一つとして上記の特長のうちの7番目を挙げておいででした。
別の理由として、比較して廻ったトヨタ・日産・ホンダの各社は免税許可をMOF(財務省)から出してもらうまでに数ヶ月かかるという(実際に6ヶ月待っている人もいるとか。)のに対してPerodua社は長くて2ヶ月という説明だったことも挙げられます。こればかりは終わってみなければ分かりませんが、「マレーシアの会社だから優先される」という説明もまんざら嘘ではないのでは?という期待があります。
※補足します。日本から輸入する車同様に国内で新車を買う場合にも税金免除が適用されます。この場合はもともと関税は掛かっていないので、その他の税金が免除されることになります。

ところで、日本から自家用車を持ち込むのと、マレーシアで新車を買うのとではどちらがいいのでしょう?
使い慣れた自家用車を引き続き使えるのはいいことですよね。ただ、これは車を専門に扱っている人の話なのですが、「売れない(需要のない)車の部品はない」のだそうです。マレーシアに一般的に輸入されている車の場合は問題ないと思いますが、あまり出回っていない車の場合は故障時に困りますよね。それに(当然ですが)部品は割高になります。
そして処分時も大変です。乗り潰すまで乗るのならいいと思います。でも、もし転売する時にはお金が掛かってきます。税金を全く支払わず(特に関税)に輸入したものなので、転売の時にはマレーシアでのその車の価値を査定し、それに対しての税金が加算されます。日本での査定で40万円だった車でもこちらの税関で400万円と言われることもあるそうです。年を経るごとに査定額は下がっていくとは思いますが、例えば400万円の車にかかる税金とは・・・排気量にも寄りますが、100%以上は確実ですので相当な額になりますね。

国内で車を買った場合はどうでしょう?部品は手に入りやすい、その前にまず新車であれば2,3年は保証付です。転売も比較的簡単にできるでしょう。日本からの輸出入が終わり手元に届くまで数ヶ月待つ間にレンタカーが必要になってくること、メンテナンスにかかるコスト・手間暇も視野に入れて、後悔のない選択をしていただけたらいいなと思います。
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投稿日:2007/06/27  Posted in 車関連(特に自家用車輸入)・交通手段 | 12 Comments



前回予告した、Marina Bayの月RM2000のユニットです。このユニットは改装されてからまだ新しく、そのためにこのような家賃になっていますが、この棟には短期で月RM1500、長期になれば月RM1200くらいからでもユニットがあります。(もっと安いところもあるかもしれませんが、今のところ私にはその情報がありません。)
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投稿日:2007/06/23  Posted in コンドミニアム | 8 Comments



早速部屋を覗いてきました。
新しいだけあって(6ヶ月しか経っていないそうです)中はピカピカ。
2ベッドルームのユニットは一杯ということだったので、3ベッドルームを見学してきました。
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Gさん。
マリナベイにお住まいで、このサービスアパートが見えるということはAブロックにお住まいなのでしょうか?
先日Aブロックのユニットを一つ見学してきました。月RM2000と高めではありますが、内装は文句なく、まだ誰も入居した形跡はありませんでした。近々写真をアップしようと思っています。

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投稿日:2007/06/22  Posted in コンドミニアム | 3 Comments



ブログを読んでくださっている方が教えてくださった、Golden Viewへ行って来ました。
大失態・・・その直前、お隣のMarina Bayの日本人宅でコンピュータの修理(まだ直っていませんが・汗)をしていた私はデジカメに使う充電池を置き忘れ、写真を撮れませんでした・・・今度ちゃんと撮ってきます。

ですが、パンフレットはちゃんと貰ってきました。
ここはロケーションとしてはいいところですね。スーパーマーケットの入っているMetrojaya(Island Plaza)やGurney Plazaへは徒歩で行ける範囲内です。
2ベッドルームで一ヶ月RM3200と、かなり高いことは高いのですが、その代わり設備の充実度は◎です。
特筆すべきはワイヤレスでインターネットを繋ぐことができるということ。ノート型パソコンを持って来ればいつでも使用可能です。一ヶ月・三ヶ月・六ヶ月など、短期の滞在で困るのはインターネットを自宅で使うことができないことだと思うので(最低契約期間は一年)、これはとても魅力的です。
あと、衛星放送(アストロ)も完備ですので、この点でも便利です。

インターネットやアストロを一年分支払って半年使うという方法もあります。その方が金額的に安くつくでしょう。ただ手間が掛かりますので、手間を楽しみに変えられる方にはお勧めしますが、面倒なのは嫌という方にはこのようなサービスアパートメントはそのニーズに応えてくれるはずです。(面倒なことは私がお引き受けいたしますが。・笑)

そしてもう一つ。キッチンなるものは付いてはいるのですが、ガス台がありません。電子レンジ・冷蔵庫・湯沸しポットのみです。この点でも一ヶ月くらいの利用になら適していると言えるのではないかな、と思います。
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投稿日:2007/06/22  Posted in コンドミニアム | 1 Comment



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素敵なラウンジだと思います。アストロもついていて、しかも基本のプログラムは家賃(RM1600)に含まれています。NHKの国際放送はこの基本プログラムには入っていませんが追加することができ、この場合はその差額だけ支払ってくれればいいよ、と言ってくださいました。長期滞在用のコンドミニアムでアストロが家賃に含まれているところには今まで出くわしたことがありません。

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マスターベッドルーム。

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マスターベッドルームにある洗面所です。バスタブが左側にあります。

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2番目のお部屋。

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3番目のお部屋。今は物置になっていますが、よく見るとアイロンや洗濯籠などまであるので、このユニットは短期滞在にも適していますよね。細々したものを自分で買う必要がないからです。

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同じことがキッチンにも言えます。オーブントースター・トースター・炊飯器・電子レンジ、それからスプーンやフォークなどまで揃っていて、買い足す必要性を感じませんでした。

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洗濯機は・・・ちょっと古そうですね。

このコンドミニアムの特徴は、全ユニットの全室に外に面した窓がついているということです。どの部屋も外の光が差し込んで明るいです。このユニットはバルコニーへ出れば海が見えます。ユニットによってはラウンジから海を眺めることのできるものもあります。
このユニットのオーナーは感じが良く、また日本人にしか貸したくないとも言っていました。日本人は人のものを大切に扱ってくれると絶賛していました。極端な話、いいオーナーに当たれば滞在もトラブルが少なく、楽しいものになるのではないでしょうか。

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投稿日:2007/06/18  Posted in コンドミニアム | Leave a comment



1ヶ月RM800で、しかも短期から借りられるコンドミニアムのご紹介です。
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マスターベッドルーム。このユニットは角部屋でしたのでバルコニーも付いています。
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マスターベッドルームのお手洗い。ホットシャワー付ですが、バスタブはありません。このお値段だったら我慢できる?!
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2番目のお部屋。このユニットは全ての部屋の窓が外に面していて室内が明るかったです。部屋はもう一つありましたが、写真が見当たらない・・・。シングルベッドが2つ入っていました。
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キッチン。
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洗濯機。古いですが使えます。備え付けのものが壊れた場合、過失がなければオーナーが新しいものと交換したり、修理に出したりしてくれます。ただし契約の時にきちんと確認しましょう。
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ラウンジです。ここは狭いのでダイニングがないですね。
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ラウンジのバルコニーからの眺め。今の時期は夕日が水平線に沈むのが見えます。

以上、いかがでしたでしょうか。ここのオーナーは少し先の予約でも保証金を納めてくれれば押さえておくよ、と言っていました。普通は長期滞在(1年以上)の予約を優先させたいというオーナーが多く、短期の予約は受け付けてくれないことが多いのですが。ここのオーナーはそういう意味でいいオーナーですね。なお、大きい画像をご覧になりたい方はサムネイルをクリックしてみてくださいね。
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投稿日:2007/06/17  Posted in コンドミニアム | 5 Comments



最近コンピュータの前に座ってもブログの更新をせずにいてすみません。実生活でとても忙しい日が続いています。
今度短期で借りられるコンドミニアムをご覧になりたいという方がおいでになります。どこの不動産屋に聞いても最低1年以上ということが多いので、あまりご案内できないなぁと思っているのですが、昔から付き合いのある不動産屋さんに手応えがあったので、彼女に期待したいと思います。
昨日お会いした、ロングステイの下見にいらしている方に、ジョージタウンに近いところに3ヶ月くらいの期間貸してくれるところはないかと聞かれました。昨日の時点で私は知らなかったのですが、実はサービスアパートメントと呼ばれる短期貸し出しをしているアパートが街にもあるということを今日耳にしました。どんなところにどんな情報が転がっているのかって本当に分からないものですね。このサービスアパートメントについて教えてくださったのは街のほうのあるコンドミニアムを管理している会社のマネージャーでした。
日本から短期滞在用のコンドミニアムを見学にいらっしゃる方には土曜日にお会いすることになっていますので、明日一度そのサービスアパートメントに足を運んでみようと思っています。カメラを忘れないようにしなくっちゃ。

話は変わりますが、コンドミニアムの件でコメントやメールを含めて3度、私にコンタクトを取って下さった方がいらっしゃいます。メールを返信したのですが届いていないのでしょうか、返信後に更にコメントを書き込んでくださっておられるようです。もし宜しければコメントを公開する形で書き込んでいただけると私も返信をブログ上でできますのでお返事が届いているかいないかの確認もできますし、他の皆さんの参考にもなると思うので、心当たりのおありになる方は恐れ入りますがもう一度書き込んでいただけませんか?
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投稿日:2007/06/15  Posted in ロングステイの下見 | 9 Comments



阪本様のMalaysian Penguin & Dabohazeホームページで紹介されているTAKAFUL MALAYSIAの医療保険について、今日TAKAFUL MALAYSIAの社員に来てもらって説明を受けました。
PRUDENTIALのエージェントに同席してもらい、私がする質問のサポートをしてもらったので、とても有意義なミーティングとなりました。
ある日本人長期滞在者の方の、「TAKAFUL MALAYSIAには免責額があるのか」「通院はカバーされるのか」の2点の質問をクリアするために時間を取ってもらいました。
結果、先日の三井住友の保険のような「免責金額RM500」という設定ではなく、個々のカバーの上限を超えた部分が免責になるということでした(但しGovernment Taxは対象外です)。
もう少し分かりやすく言うと、一回の手術の保険でまかなわれる金額がRM10,000だとします。何か手術を受け、その手術費用がRM12,000だった場合は差額のRM2,000が自己負担になる、ということです。
これはいいですね。一回一回の入院に必ず免責金額があるのと、リミットを越えた場合だけ支払いをするのとでは大きな差があります。
ただ一つ、問題点とまでは言いませんが、例えば手術費をカバーするリミットを超えた場合、喩え他のリミットに余裕がある場合でも自己負担金が発生することになります。私が加入している保険の会社では、最近のプランは「一年間に使えるリミット」が設定されていて、手術費、(例えば)ICU室使用料などなど、費用全ての合計がそのリミットを超えていなければ最低RM300、最高でもRM1,000の負担金でOKです。

また、「通院はカバーされるか」についてですが、他の保険と同じように入院が絡んだ通院(TAKAFUL MALAYSIAの場合は入院前90日、退院後31日の間)であればカバー金額上限まではカバーされます。
私見を言えば、入院前よりも退院後のカバー期間が長いほうが良いのでは?と思いました。実際私が加入しているPRUDENTIALの医療保険は入院前30日間、退院後90日間をカバーします。

もう一つ重要事項があります。TAKAFUL MALAYSIAがキャッシュレスで使える病院はペナンではPANTAI HOSPITALだけだそうです。それ以外の病院ではまずご自分で支払いを済ませ、オリジナルの領収書を保険会社に提出し、払い戻しを受ける形だそうです。

また、これは阪本様のお書きになったことと重複しますが、保険金請求がなかった年はその保険料の25%が還元されるということもこの保険のユニークな点です(実はこれがTAKAFULの特徴です)。余談ですが、これは医療保険だけでなく自動車保険にも当てはまるのです。NCDに加えて25%の還元があります。

他に聞いた話を含めて総合して判断して、TAKAFUL MALAYSIAのこのプランは他の保険より勝っている点も多い保険だと言えると思います。でもあくまでも個々人のニーズによってどの会社のどのプランが一番いいものなのかが決まってくると思いますので、できれば比較対照することをお勧めいたします。
私もTAKAFUL MALAYSIAとPRUDENTIALのサブエージェントとしてご加入のお手伝いができるようになりましたので、ご興味がおありの方はご連絡ください。

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投稿日:2007/06/06  Posted in MM2Hビザ関連 | 2 Comments