icon-plane2011年1月 | ロングステイ&MM2H in トロピカルマレーシア

air asia



私がこのMM2H関連の仕事を始めてまだそれほど経っていない頃のお客様に、ご存知の方も多いと思いますがkazuboyさん、またの名前を山田譲さんという方がおられます。この方のメインブログはこちら→手数料を節約して便利に海外送金する方法

この方がこのブログで詳しく書かれているように、Citibankジャパンから海外のシティグループへの円建送金はネット取引が可能です。今一般に広く知られているのはCitibankジャパンからCIMBへの円建送金ですね。円でプールしておいて為替レートの良い時を見計らって両替をしよう+大口の両替で有利なレートと適用してもらおうというのがその主旨です。ですが着金銀行がシティグループ以外の場合にはネット取引はできず、着金銀行として使う(この場合はCIMB)で口座開設をした後、その詳細を日本のCitibankの店頭に持って行くか郵送しないと登録ができません。時間のない方にとって、この方法は向いていないと言えます。ところがCitibankであれば、CitiGold(預金額が20万リンギット以上)になるという条件は付いていますが、入金0で円口座の開設をしてくれます。これはCitibankペナン支店のJoanneという女の子に「他の銀行は残高0でも口座開設してくれるよ(嘘ではなく、HSBCプレミアは残高0でとりあえず口座開設をしてくれます)。何でCitibankはダメなの???」と、最初はダメ元で言ってみよう・・・と思って交渉した結果でした。本来はこうです。3,000米ドル(これが口座開設時に最低限必要な額)相当額分のリンギットを銀行のあの悪いレートで円に両替して円口座に入金。この時点で初めて《祝》口座開設となります。でもこれって本末転倒で、できるだけ手数料を取られないようにと頑張っているのに円をリンギットにして入金し、それを銀行レートで円に両替して入金しないと口座開設ができないなんて馬鹿げています。

とにかくこのJoanneのはからいで、入金0で口座開設ができたBさんでした。しかもビックリしたおまけのサービスがありました。CIMBでも年2回ほどだったと思いますが、10米ドル相当額の口座維持手数料がかかります。Citibankの場合も口座を無料で維持するには最低預金額というものがあり、この場合3,000米ドル相当額分なのですが、ナントそれを無料としてくれていました。本来最低預金額を割っている口座は月々RM10だかの口座維持手数料がかかるとのこと。とっても嬉しいはからいでした。

CitibankのMM2H用定期預金の利率はCIMBと殆ど変わらないと記憶しています。CIMBは15万リンギットを継続的に維持しなくてもずっとPreffered(HSBCだとプレミアステータスのようなもの、Citibankの場合はCitiGold)扱いしてくれますが、Citibankはそうもいかないので、まずCIMBに15万リンギットを預金してPrefferedになり、その後資金をCitibankに移動させて(5万リンギットを足して)CitiGoldになる・・・なんて面倒でしょうか。CIMBでPreffered扱いにしてもらうのは、実は特典が結構あって良いと思っています。銀行的にはあまり芳しくないようですが・・・。ちょっとだけ脱線して書きますと、この話、実は今日あったことなのですが、CIMBから他行への送金がPrefferedの人の場合は手数料無料なんです。でもこれ、行員全員が知っているわけではないみたいで、私が始めに行ったPrima TanjungのCIMBでは「何かの間違いでしょ」って感じで結局無料ではしてくれませんでした。まぁ有料だと言ってもたったRM2の話なのでどうでもいいと言えばそうなんですが、払う必要のないのが分かっているものを払わされるのは癪なので、以前この「送金手数料無料」について教えてくれた行員のいるLebuh Pantai(Beach Street)のCIMBに行ってみました。最初は「Prefferedでも送金手数料はかかる」と言われたんですが、「この前一番奥にいる彼女が処理してくれた時は彼女手数料0って言ってたわよ」とちょっとごねてみると、あちこちに確認して結果「おっしゃるとおりでかかりません」。何でこんな簡単なことが徹底して知らされてないんでしょうね。私、今までに無駄に支払った手数料いくらだろ。

・・・Citibankの話のはずが、CIMBの話になってしまいました。スミマセン。CIMBについてはいろんな話が書けると思いますが、また別の機会に。

※「CIMBは15万リンギットを継続的に維持しなくてもずっとPreffered(HSBCだとプレミアステータスのようなもの、Citibankの場合はCitiGold)扱いしてくれますが、Citibankはそうもいかないので」についてですが、前述の山田さんによると、意外にも日本のCitibankでは3ヶ月間の口座残高が1,000万円を超えていた場合には自動的にCitiGold扱いとなり、その後預金が1,000万円を割り込んでもCitiGoldのステータスは継続となるとのことでした。そのうち変更になる可能性はありますが。これはCIMBと同じですね。Citibankマレーシアではトータル預金額が20万リンギット以下の状態が続いているとそのうちにGoldステータスを継続するかどうかを問う手紙が届くそうです。継続なさりたい場合には預金額を20万リンギット以上に戻すか、月々RM80のステータス維持料を支払うことになるとの事。もちろんその時点で止めるという選択肢もあります。そうそう、この日本のCitiGoldの最大とも言える利点は海外送金手数料が無料になることです。ネット送金は1回の限度額が300万円ほどらしいので、MM2H定期を作ろうとすると最低2回、50歳以下の方なら3回もしかしたら4回作業をする必要があります。その都度送金手数料を取られていたのでは使えないですが、無料なら使わない手はありませんよね。MM2Hビザをお取りになる予定の方は資産証明(50歳以上が35万リンギット相当分以上、つまり約1,000万円、50歳以下の方は50万リンギット相当分以上)が必要ですので、3ヶ月間資金をCitibankに集結させて残高証明を得、同時にCitiGoldになるというオマケ(こっちがメイン?)の恩恵を受けるのが得策かもしれませんね。

(2011年2月4日)Citibank JapanからCitibank Malaysiaへの送金手数料はCitiGoldの場合は確かに無料になりますが、円建送金の場合は日本の中継銀行を経由する必要があり、その経由銀行での手数料が必要になります。ドル建の場合は必要ないようです。誤解を招くと困りますので、追加修正させて頂きます。
(続きを読む…)

投稿日:2011/01/28  Posted in Citibank | 2 Comments



MM2Hビザを取得すると、定められた期間内に免税許可や輸入許可を得れば日本から車の輸入が可能です。免税許可があるのとないのとではかなりの差になることもありますので、車をお持ちになりたい方は是非活用していただきたいと思います。免税許可の申請できる期間はMM2Hビザが発給されたその日から6ヶ月間以内です。そしてその免税許可が有効なのは許可証に書かれた日(発行日から少し前)から1年以内。この1年以内に輸入許可を申請する必要があります。最近はDigital Certificateなるものがまず始めに必要となり、初めての方には非常に分かりづらいので、マレーシアの港に車が届いてからの通関作業も併せて頼める業者さんに一括して頼んだほうが時間の節約にもなりますし、煩わしくないと思います。

その業者について「同業者?ライバル?いやいや、完全に負けです・・・。」と書いたんです。一体何のことかとお思いになったでしょうね、このタイトル。私も過去数年、MM2Hビザ取得者のお車の輸入をお手伝いして参りましたが、つい最近、ほぼ同じサービスを私が頂いている料金の半額以下でやっている業者さんを知りました。もちろん私が全額頂いているわけではなく、通関にかかる費用は通関業者、各種許可を申請・受領するための費用はまた別の人への支払い・・・となっていたのですが、いろいろな人が関わっていた分、コスト増になっていたんですね。それがそのまま料金に反映されてしまっていました。今回偶然に教えて頂いた業者さんの名前はSakura Forwarding(←ここをクリックするとSakura Forwardingさんの日本語サイトに飛びます)。RM1,500でJPJの登録までをカバーしているなんて、同じ仕事をしていた私には信じられません。が、Sakura Forwardingさんは通関業者さんなんでしょうね、それならローコストでサービスが提供できるわけです。

私がお引き受けするとRM3,500でしたので、ライバルにはなりえません。完全に敗北です。なので、車の輸入をするのにマレーシア側の受け皿を探している方が路頭に迷わないように(?)こちらをご紹介することにしました。仕事振りなどは存じませんので何か問題が起きても私は責任が取れませんが、プロの通関業者さんのようですからきっと大丈夫だと思います。ご質問は直接Sakura Forwardingさんへどうぞ。

しかし、車輸入を手がけて5年目ですが、こんな業者さんがいるなんて知りませんでした・・・。知っていたら倍以上の額を頂いてほぼ同じ内容の仕事をするなんて事はできません。

話は変わりますが、そのうち日本側の業者さんもご紹介しますね。ご自分で処理できるところはご自分でなさると、7万円から8万円くらいで輸出できてしまうそうです。ご自分でやるのは煩わしいという方には全てを任せられる業者さんをお選び頂けば良いと思いますので、そちらのほうも併せてご紹介します。
(続きを読む…)

投稿日:2011/01/27  Posted in 車関連 | Leave a comment



始めに・・・スグレモノと言っても、ご夫婦でお一人一台ずつPCをお使いになるような場合はこのCelcom Broadbandは割高になってしまいます。二つ契約しなくてはいけませんから。今日はお一人で使うことを前提に、そして動画のDLをしない方向けに書いてみます。

先に書きましたTMのStreamyx Combo。これは解約時に保証金が返金されるわけですが、その返金に2ヶ月はかかります。残高を確定させるだけでも先日は1ヶ月ほどかかったように記憶しています。となると、私が返金分を立て替えるとしてもご帰国前1ヶ月くらいから手続きを始めるのが良いですね。ではその1ヶ月間インターネットが繋げられなくても構わないかというと多くの方はNO!なのではないでしょうか。やっぱりインターネットが使えないのは困る。そんな方には最低契約期間の設けられていないCelcom Broadbandをお勧めします。(3月8日)ご帰国前の1ヶ月くらいの間でしたら、DigiのRM25/5日・トップアップ可のほうが便利かもしれませんね。トップアップをする面倒さと契約解除の時に支店に足を運ぶどちらを選ぶのか、ということかもしれませんが。Celcomにも1週間RM20でプリペイドのものがあったはずなのですが、最近聞きません。あとはMyモデムがあるかないかも関係してきますね。モデムがない場合はCelcom Broadbandが手っ取り早いかも。

よくAstroとか携帯のポストペイドユーザーには最低契約期間1年などという文句が付き纏います。これはその期間内に契約を破棄する場合は違約金の支払い義務が発生するということです。このCelcom Broadbandにはそれがなく、好きな時に「今日で解約!」とできるのです。契約日から1週間以上経っている場合は最初に支払うRM100の返金がなされない代わりにモデムはあなたのもの。RM100はモデム代と考えると良いですね。RM100だったら安いと私は思うんですが如何でしょう?さらに細かいことを言うと、最初の1週間はお試し期間なので、モデムとSIMカードを返却すれば契約時に支払ったRM100から印紙代RM10を引いた残りRM90が返金されます。但しこれもTMと同じで契約者宛小切手で発行されますので本帰国前のひとときちょっとだけ使いたい場合にはRM100でモデムを買うつもりで契約するのがベターです。

速さによってRM68のコースとRM98のコースがあります。RM48もあったかな。それぞれ速度が違います。ちなみに私はRM68のものをもう2年使っていますが、どこででもネットに繋げられるのでとても重宝しています。動画を延々と見るためには追加で料金を支払う必要が出て来ますが、それさえしなければ本当にこれはヒットアイティムです。
(続きを読む…)

投稿日:2011/01/22  Posted in Celcom | 11 Comments



日本に本帰国なさったAさんは、数年前に第三国からペナンに越していらっしゃいました。その際お住まいを決めるお手伝いをしたのですが、今回お帰りになるにあたってちょっとした課題があり、またお声を掛けていただきました。TMの保証金返金です。

TMでStreamyxとのComboと呼ばれるパッケージに加入しようとすると、StreamyxはADSL回線ですのでTMの電話回線を引く必要があります。この電話回線、外国人にはRM1,075という高額の保証金を課しています。で、帰国の際。一体皆さんどうやっておられるんでしょうか?大概の方は日本の口座に振り込んでもらっているのでしょうか?(そういう処理を選択することもできます。)でも日本の口座に振り込んでもらうのには振り込み手数料も引かれるでしょうし、レートも悪そうです。実際Aさんにはそのご経験があるようで、「レート、ものすっごく悪い」とのことでした。

TMには昔よく顔を出していたので顔見知りがたくさんいます。今回もその顔見知りの一人を捕まえて、こういう時って何かいい方法ないの?と根掘り葉掘り聞いてみると・・・。Aさんと私とでいくつかの書類を用意しておくと、返金のために発行された小切手をAさん名義から私名義に変更できる、という事実を発掘!!(TMに限らずどこでも大概「委任状」と「契約者のパスポートコピー」があれば他人が契約者ご本人に代わって解約などの処理することは可能です。)それならとりあえず私が立て替えてAさんにお支払いし、小切手は後で私が自分の口座に入れて現金化すればいいですよね。

・・・と本来はこのパターンで処理する予定でしたが、このAさん、HSBCに口座をお持ちだったんですね。HSBCだと、帰国してからでもマレーシアHSBCの口座をクローズすることができるんだそうです。

自分のマレーシアの口座に入金される。当然そのほうがいいですよね。送金手数料もかかりませんし、HSBCはプレミアアカウントであれば為替レートの優遇もあります。(少なくとも日本から送られてきた円をリンギットに両替する際は、Citibankの優遇レートよりも良いレートが適用になっていたので、リンギットを円に両替する時にも割と良いレートが適用されるのではないかと予測ができます。)

というわけで、Aさんのご帰国から数ヶ月経ったある日、私の家のポストに届いたTMからの小切手をHSBCのAさんの口座へ入金しました(住所変更は事前にしておきました)。これで完了です。頂戴したサポート代金はRM35でした。TMに行ったり銀行に行ったり書類を作ったりだったのでこの手のサポートは次回からは時間給2時間分のRM70を申し受けたいと思います。

※この処理はご帰国日から1ヶ月前頃に始めないとご帰国前に正確な返金額が分からないことがあり、そうなると立て替えることができなくなります。ご帰国直前の1ヶ月でもネット難民になるのは困るという方にはCelcom Broadbandへの加入をお勧めします。Celcom Broadbandについて、そしてHSBCについてはまた別にトピックを設けます。
(続きを読む…)

投稿日:2011/01/12  Posted in TM | Leave a comment