icon-planeCitibank | ロングステイ&MM2H in トロピカルマレーシア

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MM2Hビザ申請の本申請の準備だけ、ご自分達だけでおやりになった方が二組いらっしゃいました。

お二組ともJalan AmpangにあるCitibankでMM2H用定期預金口座をお作りになったのですが、

2度ともひどい目に遭いました。

 

両方とも銀行から移民局へ宛てたレターに問題があったのです。

 

お一人目はそのレターにサインをした人の名前が書かれておらず、

ただRelationship Managerとなっていて却下。お二人目は雛形にあった「lien」という言葉を、

こともあろうに前後の文章の意味もよく読まずに語頭にcを、語尾にtをくっつけて「client」と書き直し、

文章自体の意味がおかしくなってしまっていて却下。

特に二度目のケースは常識的にはありえな過ぎのケースです。この「くっつけちゃった」は私の想像ではなく、

これを用意した人と話していて最初「雛形通りに作った」と言っていたのに

ポロッと「cが余計だった?」と私に訊いたから判ったんです。

皆さん、John Parisという名のリレーションシップマネージャーだかマネージャーだかには注意して下さい。

自分のミスだという認識がなくこちらから何度も電話をかけさせるし、

3分後に電話してほしいというからしたのに全く出ないし、

マレー語の言葉遣いもまるでお客に対する言葉遣いではなかったし、

電話口からだけでへらへらしている人間だろうなと想像していたら

会った人からはその通りだと言われました。

まぁ、人ですから良いところもあるのでしょうけれど、バカにされていると感じたくなければ、

イライラしたくなければ、関わることを回避するに越したことはありません。

その日、別の方をCitibankへご案内する予定でしたので

そのお客様の担当者にと紹介してもらおうと思っていたのですが、こんな人は願い下げです。

 

レターと言えば、ペナンのJalan MacalisterにあるBSNのペナン本店もMM2H用定期に関しては知識がなく、

レターも全く違う内容のものを私に持たせました。

私が「これでは内容が違うので受け付けてもらえない」と言っているのに

「うちはいつもこの雛形で用意している」と言い張り、

結局私が移民局からサンプルを貰ってきて渡すハメになりました。

レターにはOn holdとかLienとか、

決まった単語が入っていない場合には受け付けてもらえませんので注意が必要です。

(これは余談ですが、本承認時に必要な医療保険の証明についても同じで、マレーシア国内で有効とか、

全世界どこでも有効という言葉が英文で契約書などに明記されていれば受け付けてもらえます。)

 

とにかく、MM2Hに不慣れな銀行・支店(或いは行員)は使わないに限りますね。

それと、そうそう、似たようなトラブルでレターの再発行がないとビザ取得ができないという時は、

移民局のカウンターの人に食い下がるのではなく、

責任者に直接、差し替えをとりあえず銀行から移民局に直接ファックスで送ってもらって

ビザ発行をしてもらい、後日オリジナルを届けるという交渉をしてみて下さい。

個人申請の方は結局オリジナルを持って行かないといけないのでこの方法はあまり役に立ちませんが、

エージェント申請なら後日エージェントにオリジナルを持って行ってもらえればOKですよね。

 
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投稿日:2013/02/26  Posted in Citibank | コメントは受け付けていません。



私がこのMM2H関連の仕事を始めてまだそれほど経っていない頃のお客様に、ご存知の方も多いと思いますがkazuboyさん、またの名前を山田譲さんという方がおられます。この方のメインブログはこちら→手数料を節約して便利に海外送金する方法

この方がこのブログで詳しく書かれているように、Citibankジャパンから海外のシティグループへの円建送金はネット取引が可能です。今一般に広く知られているのはCitibankジャパンからCIMBへの円建送金ですね。円でプールしておいて為替レートの良い時を見計らって両替をしよう+大口の両替で有利なレートと適用してもらおうというのがその主旨です。ですが着金銀行がシティグループ以外の場合にはネット取引はできず、着金銀行として使う(この場合はCIMB)で口座開設をした後、その詳細を日本のCitibankの店頭に持って行くか郵送しないと登録ができません。時間のない方にとって、この方法は向いていないと言えます。ところがCitibankであれば、CitiGold(預金額が20万リンギット以上)になるという条件は付いていますが、入金0で円口座の開設をしてくれます。これはCitibankペナン支店のJoanneという女の子に「他の銀行は残高0でも口座開設してくれるよ(嘘ではなく、HSBCプレミアは残高0でとりあえず口座開設をしてくれます)。何でCitibankはダメなの???」と、最初はダメ元で言ってみよう・・・と思って交渉した結果でした。本来はこうです。3,000米ドル(これが口座開設時に最低限必要な額)相当額分のリンギットを銀行のあの悪いレートで円に両替して円口座に入金。この時点で初めて《祝》口座開設となります。でもこれって本末転倒で、できるだけ手数料を取られないようにと頑張っているのに円をリンギットにして入金し、それを銀行レートで円に両替して入金しないと口座開設ができないなんて馬鹿げています。

とにかくこのJoanneのはからいで、入金0で口座開設ができたBさんでした。しかもビックリしたおまけのサービスがありました。CIMBでも年2回ほどだったと思いますが、10米ドル相当額の口座維持手数料がかかります。Citibankの場合も口座を無料で維持するには最低預金額というものがあり、この場合3,000米ドル相当額分なのですが、ナントそれを無料としてくれていました。本来最低預金額を割っている口座は月々RM10だかの口座維持手数料がかかるとのこと。とっても嬉しいはからいでした。

CitibankのMM2H用定期預金の利率はCIMBと殆ど変わらないと記憶しています。CIMBは15万リンギットを継続的に維持しなくてもずっとPreffered(HSBCだとプレミアステータスのようなもの、Citibankの場合はCitiGold)扱いしてくれますが、Citibankはそうもいかないので、まずCIMBに15万リンギットを預金してPrefferedになり、その後資金をCitibankに移動させて(5万リンギットを足して)CitiGoldになる・・・なんて面倒でしょうか。CIMBでPreffered扱いにしてもらうのは、実は特典が結構あって良いと思っています。銀行的にはあまり芳しくないようですが・・・。ちょっとだけ脱線して書きますと、この話、実は今日あったことなのですが、CIMBから他行への送金がPrefferedの人の場合は手数料無料なんです。でもこれ、行員全員が知っているわけではないみたいで、私が始めに行ったPrima TanjungのCIMBでは「何かの間違いでしょ」って感じで結局無料ではしてくれませんでした。まぁ有料だと言ってもたったRM2の話なのでどうでもいいと言えばそうなんですが、払う必要のないのが分かっているものを払わされるのは癪なので、以前この「送金手数料無料」について教えてくれた行員のいるLebuh Pantai(Beach Street)のCIMBに行ってみました。最初は「Prefferedでも送金手数料はかかる」と言われたんですが、「この前一番奥にいる彼女が処理してくれた時は彼女手数料0って言ってたわよ」とちょっとごねてみると、あちこちに確認して結果「おっしゃるとおりでかかりません」。何でこんな簡単なことが徹底して知らされてないんでしょうね。私、今までに無駄に支払った手数料いくらだろ。

・・・Citibankの話のはずが、CIMBの話になってしまいました。スミマセン。CIMBについてはいろんな話が書けると思いますが、また別の機会に。

※「CIMBは15万リンギットを継続的に維持しなくてもずっとPreffered(HSBCだとプレミアステータスのようなもの、Citibankの場合はCitiGold)扱いしてくれますが、Citibankはそうもいかないので」についてですが、前述の山田さんによると、意外にも日本のCitibankでは3ヶ月間の口座残高が1,000万円を超えていた場合には自動的にCitiGold扱いとなり、その後預金が1,000万円を割り込んでもCitiGoldのステータスは継続となるとのことでした。そのうち変更になる可能性はありますが。これはCIMBと同じですね。Citibankマレーシアではトータル預金額が20万リンギット以下の状態が続いているとそのうちにGoldステータスを継続するかどうかを問う手紙が届くそうです。継続なさりたい場合には預金額を20万リンギット以上に戻すか、月々RM80のステータス維持料を支払うことになるとの事。もちろんその時点で止めるという選択肢もあります。そうそう、この日本のCitiGoldの最大とも言える利点は海外送金手数料が無料になることです。ネット送金は1回の限度額が300万円ほどらしいので、MM2H定期を作ろうとすると最低2回、50歳以下の方なら3回もしかしたら4回作業をする必要があります。その都度送金手数料を取られていたのでは使えないですが、無料なら使わない手はありませんよね。MM2Hビザをお取りになる予定の方は資産証明(50歳以上が35万リンギット相当分以上、つまり約1,000万円、50歳以下の方は50万リンギット相当分以上)が必要ですので、3ヶ月間資金をCitibankに集結させて残高証明を得、同時にCitiGoldになるというオマケ(こっちがメイン?)の恩恵を受けるのが得策かもしれませんね。

(2011年2月4日)Citibank JapanからCitibank Malaysiaへの送金手数料はCitiGoldの場合は確かに無料になりますが、円建送金の場合は日本の中継銀行を経由する必要があり、その経由銀行での手数料が必要になります。ドル建の場合は必要ないようです。誤解を招くと困りますので、追加修正させて頂きます。
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投稿日:2011/01/28  Posted in Citibank | 2 Comments